生きてきた環境や育ってきた家庭で、人は色々なことを学びます。
時には子どもの頃の自分がある(衝撃的な)出来事を体験したことによって、アンフェアな
学習をしてしまうこともあります。
あの時の、あの状態の、あの(幼い)自分なら
そう捉えてしまっても仕方ないよね。
そう感じたんだもんね。
よくココまで頑張ってきたよね。
…本当は何を大事にしたかったんだろう?
…本当はどうやって立ち居振る舞いをしたかったんだろう?
ということに僕らコーチは興味があるし、実際にそういう関わりをします。
改めてコーチと一緒に振り返ってみると「ん?違うかも?」という制約などもあるかもしれませんね。
そして改めてお伝えすると、制約を持っていることはけっして悪いコトではなく
前回・前々回とお伝えしてきたことは、いったん制約を外すことでその人の無限の可能性や
本当に大切なことに一緒になって気づいていきたいということです。
一方で、どちらかというと僕も昔から制約をもって生きてきたタイプです。
・××しちゃダメ
・□□しないといけない
・周りから△△と
思われなくちゃいけない
・○○は守るべきだ
などなど。人は1人ひとり違うし、全員が主体的に生きられるということはもちろん賛成ですが、個人1人ひとりに課せられてる制約はもちろんゼロではありませんし、多くの人が同じような制約を持ち続けているかもしれません。
未来を描いて、本当に大切な何かに気づいて今に活かすというプロセスを経たいのであれば、
僕らのようなコーチという存在を活用してみるのもありかもしれません。
そして制約を外すし、マイルールブックの中身を変更することで
自分の行動範囲や、今までの考え方や自分だけの常識を変え
新たな体験がしたい
新たな見方がしたい
新たな捉え方がしたい
違う世界を見てみたい
違う可能性に触れたい
という目的のためだったら、日常のなかであなた自身が別の選択をして
行動してみる『体験から学ぶ』、ということをオススメします。
昔の僕の例を出すと
・コンビニでお釣をもらう時に「ありがとう」と言ってみる
・服を買って気に入らなかったら返品してみる
・当日に誰か友達を誘って遊びに行こうと言ってみる
こういうレベルからのスタートでした(苦笑)
この背景には
・コンビニでお釣をもらう時に「ありがとう」と言ってみる
→知らない人にいきなり声をかけられたら迷惑だし不審に思われる
・服を買って気に入らなかったら返品してみる
→一度決めたのは自分なんだから、後から変えるのは迷惑だし
相手に嫌な思いをさせてしまう
・当日に誰か友達を誘って遊びに行こうと言ってみる
→人には前々からいろいろな予定が入っているから当日は無理だし
誘って断られたら僕自身が少しだけ傷つく
みたいな、自分の価値観というか判断基準というか
小さい頃から積み重ねてきたアンフェアな学習結果があったわけです。
それをちょっとだけ外して思い切ってやってみたら、意外と
・声をかけたら感謝を伝えられる
・やっぱりコッチって思うこともあるし、決めたことを変えたって
理由があればちゃんと受け入れられる
・当日でもOKもらえるし無理でも「うれしい」と言ってもらえたり
「じゃあ、○日なら」と代替案もらえたり言ってよかったと思える時もある
ということが起こったりしました。
人は制約の中で生きている、といえばそうですが
人は勝手な思い込みの中で、アンフェアな学習結果の中で生きている
ということも言えるな、と思うんです。
もし良かったら今日1日の中で何でもいいので、小さな思い込みを外す
そんな実験をしてその体験から何かを学んでもらえたら嬉しいです。