前々回に引き続きコチラの感想をもとに話を進めていきたいと思います。
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(再掲です)
あきなりさん、おはようございます!
法人の代表をされている方から喜ばれたとのことで、自分のことのように嬉しいです!
必要な人に私達のサービスが届くような仕組みが欲しいです。
というか、自分で主体的に宣伝すべきなのに、そこでブレーキがかかるんですよね。
反応無くても良いじゃん、とは思えるけど(あ。100%は思えてないかなぁ。)
自分に自信が無くて、
「やってます」
「募集してます」
「来て下さい」
と言えないような…その一言の前振りで人を惹きつけるような
ストーリーが語れないとダメだと思ってるからなのか…
ウジウジしてないで、一回とにかく行動してみたら良いのに、とも思ってるんですけどね。
もうちょっと自分との対話に時間がかかりそうです。
でも、コーチがついてるのと、ついていないのとでは、
人生の質に大きな違いが出るので、そこの価値を多くの人に「伝わるように」
伝えていけるスキルが欲しいなぁと思ってます!
長くなってすみません、私にとってタイムリーな内容だったので、感想を送らせて頂きました。これからもブログを楽しみにしてます。
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このいただいた感想を元に、コーチング理論のプチ解説をしてみたいと思います。
僕らのコーチングの基盤となっているのは
【アドラー心理学】
・認知論
・目的論
・主体論
・全体論
・対人関係論
・共同体感覚
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という理論があります。そこで、僕らが(この理論に基づき)どう考えているかということを、一緒に見ていけたらと思います。
今回は
目的論パート2。前回の目的論パート1は、自分の中の「ブレーキ(みたいなの)をかけてる自分」その目的に気づこう。という内容でした。
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昨日の例は
・主体的に宣伝したい自分(仮)
と
・ブレーキをかけてる自分(仮)
の(あえて擬人化すると)2人のそれぞれの目的を考えましょう
(昨日はブレーキのほうだけでしたが)という説明でしたが
実際の人間関係、AさんとBさんにおいても当てはまります。
もしBさんがイヤなことをしてきたり、罵ってきたり、思った行動を取ってくれなかった場合でも、コーチングプロセスの途中では、Bさんの「その行動の本来の目的は何か?」ということを探索します。
閑話休題
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目的論パート2は短めに書きますね。
視点を
・現在の悩みや課題
から、未来の
・本当に得たい姿や実現したい世界(目的)
に変えて色々考えてみよう、ということです。
宣伝できた方がいいかどうかさえ一旦脇に置いて、Sさんがこの先の人生で
どんな未来を得られたらいいのか、その目的にフォーカスを当てます。
進め方としては
「別に宣伝できようができまいが…Sさんは本当の本当はどんなことができたら
いいなぁーって思っているの?例えば?」
とか、やるかもしれません。状況次第では一旦
「思うように宣伝できて、私たちのコーチングが必要な人に届いてるとしたら…」
を想像してもらってから
「いいねー!じゃあ、それが実現したら、さらにその先にはどんな世界が待ってるんだろう」
とか
「めっちゃいいじゃん!でさ、それができたあと…何でもできるとしたら例えば…何ができたら本当に最高かなぁ。」
とか、やるかもしれません。
Sさんは”主体的に宣伝するために生きてる”わけじゃないですもんね。
この人は本当は何を実現したいと思っているのかなぁ。
この人の人生の目的は例えばどんなことなんだろう?
そこに興味を持ち、そこを一緒に描くわけです。
この時に以前ブログに書いた「人生の制約をピンポイントで外す」
ということができたら最高ですね。
人は本当の目的に気づいたら、モチベーションは勝手にあがっちゃいますから!
そして良いアイデアが浮かんじゃいますから!
あえて少しだけ挑発的に書くと
未来の目的から見たら、主体的に宣伝できるかどうかなんて
超些末なこと、超どうでもいいこと、ですもんね(笑)
もしかしたら究極は、死ぬ直前どんな気持ちだったら「いい人生だったな」
と思えるのか。
そういう気持ちになれるとしたら、あなたはどんな人として最期を迎えたのか。
だとしたらあなたは何を成し遂げた人なのか。
そしてそういう人としてあなたは
何を実現したのか。
何をやりきったのか。
どんな貢献をしたのか。
ということを、仮でもいいので一緒に探すのがコーチの役割かも知れませんね。