根底にある「共同体感覚」

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認知論を解説するシリーズ第7回目になります。引き続きコチラの感想をもとに話を進めていきたいと思います。
 
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(再掲です)
あきなりさん、おはようございます!
法人の代表をされている方から喜ばれたとのことで、自分のことのように嬉しいです!
 
必要な人に私達のサービスが届くような仕組みが欲しいです。
というか、自分で主体的に宣伝すべきなのに、そこでブレーキがかかるんですよね。
 
反応無くても良いじゃん、とは思えるけど(あ。100%は思えてないかなぁ。)
自分に自信が無くて、
 
「やってます」
「募集してます」
「来て下さい」
 
と言えないような…その一言の前振りで人を惹きつけるような
ストーリーが語れないとダメだと思ってるからなのか…
ウジウジしてないで、一回とにかく行動してみたら良いのに、とも思ってるんですけどね。
 
もうちょっと自分との対話に時間がかかりそうです。
でも、コーチがついてるのと、ついていないのとでは、
人生の質に大きな違いが出るので、そこの価値を多くの人に「伝わるように」
伝えていけるスキルが欲しいなぁと思ってます!
 
長くなってすみません、私にとってタイムリーな内容だったので、感想を送らせて頂きました。これからもブログを楽しみにしてます。
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このいただいた感想を元に、コーチング理論のプチ解説をしてみたいと思います。
僕らのコーチングの基盤となっているのは
 
【アドラー心理学】
  ・認知論
  ・目的論
  ・主体論
  ・全体論
  ・対人関係論
  ・共同体感覚
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という理論があります。そこで、僕らが(この理論に基づき)どう考えているかということを、一緒に見ていけたらと思います。
 
今日は共同体感覚。
今まで5つの理論をプチ解説してきましたが、大前提にあるのがこの「共同体感覚」なのです。
 
・自己受容感
・他者信頼感
・貢献感
・所属感
 
Sさん自身が伝えたい相手や周りの仲間など、さまざまなコミュニティに属していると
思いますが、そのコミュニティにおいて共同体感覚の各項目のポイントがアップするには
どうしたらいいのか?
 
ということに僕たちコーチは興味があるし、その点を指標にしています。
そしてSさん自身だけではなく
 
・周りの仲間
・伝えたい相手
 
はもちろんのこと
 
・未来Sさんに関わってもらえて、変化できたクライアントさん
・そのクライアントさんの周りにいる人
 
など、他の登場人物においても、この共同体感覚の4項目が高まるかどうか?まで
ちゃんと考慮して、目標や行動を決めていこう。という関わりをさせてもらいます。
 
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時には、このまま何もやらないでいると…この4項目ってどう変わっていくのか?
下がってしまわないか?という、「未来のマイナス」に目を向けるときもあります。
(もちろんその後しっかり、「未来のプラス」に転じますのでご安心を(笑))
 
この共同体感覚の各項目のポイントを、どう上げるかを一緒に考えるために
僕らコーチは存在している、と言っても過言ではないと思っています。
 
迷ったり
苦しんだり
嫌になったり
どうしたらいいか分からなくなったり
 
そんな時は、上記4項目の中の「貢献感」のポイントを上げることだけに
フォーカスする、という手もあります。
「貢献感」を上げると、人のお役に立ち
結果「自己肯定感」のポイントがアップしますから。
 
迷ったら「貢献感」からはじめてみましょう。