アメリカ人心理学者マーティン・セリグマンが唱えた
「人の幸せは5種類に分けられる」というお話の続きを。
この5種類で考えたとき、あなたのみならず一緒に仕事をしている人や
お子さんやパートナーなどがどの項目でアガるかが分かると関わり方のヒントになりますよ。
今日は2つ目の「ポジティブ感情(Positive Emotion)」について。
「快楽」と表現することもあります。
美味しいものを食べたり、好きな人と一緒にいたり、お気に入りの音楽を聴いたり
仲間と旅行に行ったり、好きなチームが勝ったり、誰かから感謝されたり
何か表彰されたり…
という感じです。
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ちなみに「ポジティブ感情」の測定尺度として使われるのは
・興味のある
・興奮した
・強気な
・熱狂した
・誇らしい
・機敏な
・やる気がわいた
・決心した
・注意深い
・活気のある
の10項目らしいです。
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ちなみにちなみに、「ネガティブ感情」の測定尺度として使われるのは
・苦悩した
・うろたえた
・うしろめたい
・おびえた
・敵意をもった
・いらいらした
・恥ずかしい
・ぴりぴりした
・神経質な
・恐れた
の10項目ですって。
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こういうポジティブな感情を味わうことができると、幸せを感じるのです。
モチベーション革命によると
「特に昔の人達にとってはこの物理的なポジティブ感情が『達成』に紐づきやすかった」
と書かれています。
しかし、最近の若い人やバブル崩壊やリーマンを学生時代に経験している世代は
『達成』に基づいた物理的なポジティブ感情に脆さや危うさを感じているようです。
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達成目指して頑張ったってどうなるか分からないし、その間ガマンするぐらいなら
毎日が楽しいほうがいい、という感じですかね。
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こういう「ポジティブな感情・快楽」が幸せや満足感につながる、という度合い。
あなたはどれぐらいでしょう?
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それによって、昔の人か若い世代かという判別をしたいわけじゃありませんからね(笑)
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もちろん状況や場面によるでしょうから
特にどんな場面での、どんなシチュエーションにおける
「ポジティブな感情・快楽」が幸せや満足感につながるでしょうか?
ちょっと自分自身を観察してみて下さい。
次回は、良好な人間関係(Relationship)
についてお伝えしますね。