アメリカ人心理学者マーティン・セリグマンが唱えた
「人の幸せは5種類に分けられる」というお話の続きを。
この5種類で考えたとき、あなたのみならず一緒に仕事をしている人や
お子さんやパートナーなどがどの項目でアガるかが分かると関わり方のヒントになりますよ。
今日は4つ目。
4つ目は「意味合いや意義(Meaning)」です。
解説の前にビジネス寓話50選この本に掲載されている短くてわかりやすい話があるので
ご紹介しますね。
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3人の石切り工がいた。
何をしているのかと訊かれたとき
第1の男はこう答えた。
「この仕事で、暮らしを立てているんだよ」
第2の男はこう答えた。
「どんな石切り工にも負けない、
この国で最高の石切り仕事をしているんだ」
第3の男はこう答えた。
「大寺院を、つくっているんだ」
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自分のやってることが大きな文脈の中でどういう位置づけなのか。
そもそも何のためにやっているのか。
それによってやる気につながり、逆にそれが分からないとモチベーションが下がってしまう。
それが「意味合いや意義」が幸せの要因として強いパターンです。
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アドラー心理学における
・目的論
・貢献感
このあたりに
つながるかもしれません
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「意味合いや意義」が幸せや満足感やモチベーションにつながるという度合い
あなたはどれぐらいでしょう?
「達成」にそれほど幸せを感じず、「意味合いや意義」に重きを置く
良い悪いではなくそういうパターンの人だと
「いいからやれ!」的な関わりはきっと最悪でしょうし
何につながってるか分からない歯車的な仕事は不満でしょうね。
どんなことにも意味や意義はある。
どこを見てどう捉えるか、ですかね。
では明日は没頭(Engagement)についてお伝えしますね。