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<本日のサマリー>
・そのやりとりはほぼゼロ情報
・さらに詳しく教えてもらう関わり
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痛みや不安や調子や
案件/仕事の状態や
楽しさや面白さなど・・・
曖昧に表現しようとすると、どこまでも曖昧にできます。
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A『この前、頭ぶつけてたんこぶできたって言ってたけどその後どう?大丈夫?』
B『うん、大丈夫大丈夫ー。』
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A『再来週のプレゼン、準備のほうはどうだ?』
B『はい、だいたい順調です。』
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A『今日は学校どうだったー?』
B『うん、すごい楽しかった!!』
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A『最近どう?よく眠れてる?』
B『まぁ、眠れたり眠れなかったり…でもよく寝れてます』
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A『今日の映画、どうだったー?』
B『うん、面白かったー』
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上記すべての例においてAとBで捉えてるレベルが全く一緒というのは皆無かと。
むしろ、曖昧の極み(笑)。
とはいえよく耳にする会話じゃないですか?
上司部下、親子、友達同士・・・。
単なる雑談ならいいですけど、何か情報を得ようとか
さらに分かり合おうとかそういう際はもっと明確にした方がいいですよ。
だってこういう感じのやりとりはほとんどゼロ情報というか
挨拶に近いレベルでしょ(笑)。
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実際に聞いたことないけど
『もうかりまっか?』『ぼちぼちでんな』
みたいなものかと
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当たり前ですが「どれくらい儲かってるか本当に知りたい」訳じゃないですから
これはこれでオッケー(笑)。
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さらに詳しく情報を得てAとBとで同じような意識や気持ちや状態になるには
どうしたらいいんでしょう?
それは、Bと全く同じものを見ながら聞きながら触りながら感じながら
一緒になって会話をすると分かり合える度合いが高まります。
たんこぶを触りながら
「まだ腫れてるねー」
「触るとどんな感じ」
「こうすると、どう」
プレゼン資料を見ながら
「ココはどう伝える?」
「最後の結論、XXも加えよう」
「印刷どうする?先方何人?」
(無理だけど)
今日の朝に戻って、一緒に学校行って過ごしながら
「いまのA君との話はどうだった?」
「今日の給食、どれが好き?なんで?」
「答えられたね!どんな気持ち?」
とはいえ、実際不可能だったり、可能だけど時間が取れなかったり
さらにもう少し分かり合いたい場合は、どうしたらいいでしょう?
上記例だったら、Bの返しの後にAが
『そっかー、今どんな感じなの?』とか
『よかったー。もうちょい教えて』とか
『いいねー!ちなみにどの辺が?』とか
いわゆる”もう少し詳しく教えて欲しいな”
という関わりをするだけで詳しさが増しますよ。
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A『この前、頭ぶつけてたんこぶできたって言ってたけどその後どう?大丈夫?』
B『うん、大丈夫大丈夫ー。』
A『よかった。実際どんな感じ?』
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A『再来週のプレゼン、準備のほうはどうだ?』
B『はい、だいたい順調です。』
A『そうか。もう少し詳しく教えてくれる?』
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A『今日は学校どうだったー?』
B『うん、すごい楽しかった!!』
A『わーいいね!どの辺が楽しかったの?』
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A『最近どう?よく眠れてる?』
B『まぁ、眠れたり眠れなかったり…でもよく寝れてます』
A『そうか…昨日はどんな感じ?』
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A『今日の映画、どうだったー?』
B『うん、面白かったー』
A『ね!特にどの辺が面白かったー?』
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こう関わればBはさらに詳しく教えてくれますよ。
今日は”もう少し詳しく聴きたいな”という関わりについてお送りしました。
日々のの関わりの中でぜひ1度だけでも”もう少し詳しく聴きたいな”
を意識して実践してみて下さい。
明日は”もう少し詳しく聴きたいな”に加えて
そっか!そういう感じなんだね!ということを
共通に理解し合える関わりについてお伝えしますね。