ー前回の内容ー
やってみせる④
「目標に向けてのアクション」やりたい・やれそう・やったら良さそう
の3Yの観点をスケーリングして選択してみよう
ー今日の内容ー
やってみせる⑤
そのアクションに向けて、とっととやっちゃおう
前回に引き続き、以前実施したとある会社でのマネジャー陣の前での
公開コーチングについて書いています。
今回は実際にお見せした以下のプロセス↓のうち
1.会社で実現したい理想の組織像をより具体的にイメージしてもらう
2.そのイメージに向かって、まずいつまでにどうなることを
目指すと良さそうかという目標を設定する
3.その目標に向かって、やったら良さそうなアクションを
たくさんアイデア出ししてもらう
4.アイデアアクションの中からやりたいし、やれそうなものを選んでもらう
5.そのアクションに向かってこのあと5分ぐらいでできそうな
スモールアクションを設定する
これの5番目のステップです。
スモールアクションを設定するというものです。
コレはとってもカンタン。
実際の例だと”3人に☆☆☆する(30分/人)”というアクションに対して
『じゃあこのことに向けてまずはどんなことをやると
良さそうでしょうか?5分ぐらいでできることで』
と関わるだけです。
「すぐできること」コレにこだわってください。
そして「具体性」にこだわってください。
ちょっとしつこいかも?と思われるぐらい細かく確認します。
(なので、明るい雰囲気というか「やってみよう」の感じがポイントです)
『じゃあこのことに向けてまずはどんなことをやると良さそうでしょうか?
5分ぐらいでできることで』
「そうですねー。3人のスケジュール確保します」
『そうですね。いいと思います!ちなみにどうやって確保しますか?
あと、実際に確保するのは今週?来週?』
「あっ、●●っていう社内のスケジューラーがあるのでそれに予定を入れちゃいます。
ベースは来週で。予定がいっぱいだったら逆に今週空いてる所を探します。
それでもいっぱいだったら、再来週なら絶対空いてます。」
『いいですね!ちなみに事前にその3人にメールしたりしなくても大丈夫?いきなり入れて』
「はい、大丈夫です」
『予定のタイトルはどうしましょう? ”ミーティング”ってだけで良さそうなのか
”〇〇の件”とかにしたほうが良いとか…』
「あっ、そうですねーーー。”小ミーティング”にします」
『分かりました!じゃあ、このあと5分差し上げるので3人それぞれのスケジュールに
”小ミーティング”として30分確保してくださいね』
この時はこれにてデモンストレーション終了。
なんとか10分ちょっとでこのプロセスを完了しました。
ちなみに、その後、実際に10分休憩に入ったのでその人にお礼を伝えたうえで
『じゃあいまから取っちゃいましょうか』
という感じで実際に3人の来週のスケジュールを見て確保してもらいました。
実際にアクションを設定して
実際にアクションをしてもらう。
この積み重ねが現実を変えていきます!