ー前回の内容ー
勇気づけシリーズ
⑥あなたが判断しない
ー今回の内容ー
勇気づけシリーズ
⑦肯定的な表現を使う
アドラー心理学の有名な研究者の1人である野田俊作のこの本
アドラー心理学を語る4勇気づけの方法
今日もこの本に書かれていた10個の関わりについて書いていきます。
7つ目まできました。
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⑦
肯定的な表現を使う
「気が小さい?慎重なんだね」
「ちゃんと反省しているんだね」
↑
↓
否定的な表現を使う
「気が小さい!もっと気を大きく持て」
「いつまでもめそめそするんじゃない」
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これも励まそうと思って
否定的な表現だったり、マイナス感情を与える言葉だったりを使いがちです。
子「ボク、周りに比べて不器用だから工作が上手にできないんだよね」
親「やる前からそんなこと言って。やらなきゃ上手くなんないでしょ」
子どもとしてはこう言いたい何かがあるんでしょうね。
でも親にこうやって否定的な言葉で関わられると
いきなり叱られた感じでイヤだったり、実際にやって上手くできなかったら
また怒られるんじゃないかという不安を抱いてしまったりするかもしれませんね。
子「ボク、周りに比べて不器用だから工作が上手にできないんだよね」
親「そうなんだ。早くはないかもしれないけど丁寧にやっていると思うよ」
不器用、上手い下手ではなく丁寧にやっているという側面。
物事の捉え方にはポジティブもネガティブもあるので
ポジティブ側にスポットを当てて伝えてみると
相手は「よし頑張ろう」って思いやすいんじゃないでしょうか。
もしよかったら今日1日は、ネガティブで否定的な表現ではなく
ポジティブで肯定的な表現で相手を勇気づけする、ということを意識して
過ごしてみてくださいませ。
”否定的な表現”
自分が自分に対して「勇気くじき」な関わりをしがちかもしれませんね。
自分が欠点だと思うことをネガポ辞典とかで見てみると面白く変換できるかも。
「つらいから仕事辞めたいなんて自分根性ないな」
↓
「この環境の中ずっと同じところで頑張り続けられている」
とかね(笑)