今回は以前ある団体に向けて開催したセミナー資料が出てきたので、そちらをシェアしていきたいと思います。
リーダーや主将、先輩、上司、先生などの役割として上下がある際にメンバーや部員、後輩、部下や生徒などにこう関わるといいかもしれませんよ、といことを体系的にまとめたものです。
1つの信念
2つの質問パターン
3つの承認パターン
4つの伝達パターン
5つの主張パターン
7つの関係ステップ
これだけ書かれても、何がなんだかわからないと思いますので、1つずつ説明していきたいのですが、とても長くなってしまうので、今回は「7つの関係ステップ」という内容の一部を抜粋してお伝えしていきます。他の部分も好評でしたら折を見てお伝えしていきますね。
上司として部下に接するとき、主将として部員に接するとき、または先生として生徒に接するときに、こういうステップを意識して進めると良いと思いますよ、という内容です。
そのファーストステップは…
(あなたの)覚悟+(あなたの)自分軸
まずは技術的なコミュニケーションの話ではなくて、この組織(チーム・クラス)と目の前の相手に「本気で関わるんだ」という覚悟を持つことです。
そして、この関りのプロセスにおいて、大事にしたいことや思い描く理想の状態、つまり価値観とビジョン(=自分軸)を明確にするということが、ステップ1になります。
「相手にどう関わるか」というステップですが、まずはあなた自身の覚悟と自分軸がまず大切だと考えています。ちなみに7つのステップのラストに当たる7番目が『本気トーク』です。
なんでも腹を割って話せば分かり合えると思って、相手がどういう状態かあまり意識せずに、いきなり『本気トーク』をやったりしてしまう方もいらっしゃいますが、まずは自身の組織や人に関わる覚悟と自分軸を明確にしてからコミュニケーションを取った方が、双方の想いが伝わりやすくなります。この機会にぜひ覚悟と自分軸を明確にしてみてくださいね。
ちなみに「7つの関係性を構築するためのステップ」の全容は
・ステップ6 本気トーク
・ステップ5 「苦手」そうな部分で、伸びて欲しいところを伸ばす
・ステップ4 成長するための小さな改善を促す
・ステップ3 すでにできているところをしっかり見つけてOKを出す
・ステップ2 相手との信頼関係を構築する(あなたの自己開示)(相手の自分軸に気づく)
・ステップ1 あなた自身の覚悟+自分軸
・ステップ0 あなた自身の心身を整える
となっています。他の部分に関しては次回ブログで解説してきたいと思います。