前回書かせていただきました【コーチングは結局、この3ステップなんじゃない】
1.気分よく話してもらう
2.詳しく聞いて明確にする
3.どうするか選択して行動する
の1つ目について少しだけ解説をさせていただきます。
1.気分よく話してもらう
そもそも何のためか?
いろいろと話してもらわないと先に進めないという観点ももちろんありますが…
「なんでも話していいんだ」
「この人になら話してみよう」
という『協働関係の構築』
そしてその土台となる『安心安全な場の提供』が大きな目的です。
(珍しく言い切ってみます!)
—–
協働関係
→コーチに対する信頼
→コーチングに対する意欲
—–
だからこそベースとなる
・認知論
→1人ひとり捉え方が違う1人ひとり違ってOK
・主体論
→この人は自分の人生の主人公だしここまで頑張ってきた
と
・肯定的関心
→クライアントが言ってることや考えていることや
取った(取りたい)行動には何かしら肯定的な意味があるはずだ
・共感的理解
→クライアントと同じ目で見て同じ耳で聞いて同じように感じよう
という在り方が重要ポイントになります。その在り方の上に
アクティブリスニング(傾聴)
→笑顔、うなづき、あいづち身振り手振り、バックトラック
5S(スピード/スタイル/ステイト/ スペース/サイト)
というちょっとしたスキルが乗っかってくるのですよね。
もし良かったらあなたの話し相手が、1分でも2分でも本当に気分よく話し続けてくれる
としたら、どんな要素があるのか?
裏を返すと、あなたが気分よく話せる相手ってどんな人なのか?
ということを考えてみると、相手に気分よく話してもらう達人に近づくかもしれません。