最近シリーズでお伝えしている【コーチングは結局、この3ステップなんじゃない】
1.気分よく話してもらう
2.詳しく聞いて明確にする
3.どうするか選択して行動する
の3つ目
「どうするか選択して行動する」についてお話していきます。
1と2を通して今までとは違う状態になっていると思います。
それは
・悩んでいるホントの課題が分かった
・現状こうだと思っていたら実は違っていた
・Aさんはこう思ってると思ったけど…どうやらこのことを考えてたみたい
・未来、こうなりたいんだ
・その先こうしたいんだ
のように、当初抱いていた認知からなにかしら違う認知へと移り変わっている
という状態です。おおげさじゃなくて、クライアントさんが
「今までの自分とは違う自分」になっているのです。
そして「3.どうするか選択して行動する」のステップです。
今までの認知のままだったら
今までと同じ感情
今までと同じ考え方
今までと同じ行動指針
:
ですが、その認知が変わったんだから変化した相手に
称賛と尊敬の気持ちを込めて、堂々と
「じゃあ、どうしようか?」
ということについて、中間的な目標とそこに向けた小さなアクションを
一緒に考えていけばよいのです。
とてもざっくりとした言い方になりますが…
目標は目的に照らし合わせて、大きかろうが小さかろうが
その人が目指しやすいものであれば究極いいと思います…が!
アクションは絶対的に小さいほうがいいです。
最初の一歩を目の前で踏んでもらうぐらいに。
脳科学的にも、小さい成功体験がやる気を生み出すと言われています。
僕らコーチがが最も大切にしていることの1つは
「体験学習」
「体験から学ぶ」
ということです。コーチングとは?を短く説明しようとしたら…
安心安全な場の中で、認知の変化をサポートし実際の行動を変化させる。
その体験から学ぶことで、その人にとってより良い人生が選択できるサポートをする。
さらに短縮して説明するなら…
認知の変化から
行動の変化を促し
現状を変化させる。
でしょうか?
まずはやってもらう。行動してもらう。
でもそれが、イヤイヤだったり、無理矢理だったり適当だったりしたら
それはもったいない訳です。
とはいえ、そういう気持ちでやったら結果どうなるか?という学びはあるので
やらないより、やった方が1000倍マシです。
そして、目標はどう決めるといいのか
アクションはどう決めるといいのか
については次回以降、また一緒に考えられたらなと思います。