今日はちょっと趣を変えて
こういう内容をお送りしたいと思います。
東京農業大学の学生生活ハンドブック。
その「生活・研究編」というものを拝見する機会がありました。
その中に【学生生活訓】というものが書かれていました。
以下にご紹介をさせていただきます。
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【学生生活訓】
学生生活のすごし方~社会に出るための準備として~
好きなことばかりやらず、
居心地のいい場所ばかり選ばず、
気のいい友達ばかり作らず、
他人事や社会に無関心を決め込まず、
嫌いなことでもあえて挑戦し、
自由のきかない場所にも乗り込んでいき、
世話の焼ける友達を作り、
社会の理不尽には怒れ
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好きなことをして
居心地のいい場所に居て
気のいい友達に囲まれる。
これって本当に素敵なことだなぁと。でもこの東農大の生活訓前半は
そういうこと”ばかり”するなと謳っています。
背景や想いを直接聞いたわけではないので僕の想像ではありますが
嫌いなことや、
自由のきかないことや、
世話の焼けること、
そういう中から、大きな成長につながる体験や経験ができる。そこから学ぶことがある。
と伝えてくれている…そう受け取りました。
そしてさらには、立ち居振る舞いに関して
他人事や社会に
無関心を決め込まず、
社会の理不尽には怒れ
周りへの関心を忘れず、むしろ周りとの関係性を積極的に意識しよう
そして社会の理不尽、いわば社会的義憤からなにかが産まれることもある。
そんなことを伝えてくれている気がしました。
あなたはこの訓からどんなことを受け取ったでしょうか。
今日は普段あまりお目にかからないモノをご紹介させてもらいました。
余談ですが…僕の悪い癖で、ちゃんと出典を調べたいなぁと思い
ネットでもいろいろ調べてみました。
そうしたら…
2013年度版までの学生生活ハンドブックには
「進路相談・就職」の項目の最終ページに上記生活訓が記載されていましたが
2014年度版の学生生活ハンドブックからは、学生生活訓が掲載されていたページが
白紙になっていました(驚)。
いまどき流行らないということなのでしょうか?関係者の方
もしくは背景をご存知な方がもしいらっしゃいましたら教えてくださいませ!