利己と利他

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利己(りこ)
自分の利益だけを考え、他人のことは顧みないこと。
 
利他(りた)
 1他人に利益となるように図ること。
  自分のことよりも他人の幸福を願うこと。
 
 2仏語。
  人々に功徳・利益(りやく)を施して救済すること。
  特に、阿弥陀仏の救いの働きをいう。
 
 
    【引用:デジタル大辞泉より】
 
 
どちらかというと、対人支援をされていらっしゃる方は、心を占める割合のうち
「利他」の気持ちがもしかしたら多めかもしれませんね。
 
どちらかだけ、というよりは利己も利他もどちらもあって
ふだんどちらの割合が多いかというベースがあって
その時、その相手その状況…例えば自分が余裕ある時とか、イライラしてる時とか
もあれば、いろんな要因で割合が変わると思っています。
 
ちょっと話がそれますが、以前僕のコーチングの先生である宮越さんのさらに先生である、平本あきおさんと懇親会で飲んでいる時に
 
 
For myself:利己的
For yourself:利他的
 
 
の話になり…平本さんが「僕(平本さん自身)はmyself」と言ったうえで、そのテーブルにいた人達に
「○○さんはmyselfだね」
「××さんはたまにyourself」
 :
みたいな話を順番にしていました。僕は隣のテーブルでその話を聴いていたのですが、誰かが
「めっちゃyourselfの人ってどういう人ですか?」
と平本さんに聞きました。
 
 
すると比較的、即答で
「あ、そうね。あきなりかなー」
と言われたことがありました(笑)
 
 
よく「利他のこころで」という話を聴きますが、皆さんは普段
利己的な思考・感情・行動が多いでしょうか?
利他的な思考・感情・行動が多いでしょうか?
 
もし良かったら、今日1日
 
「いま、利己的だったか」
「いま、利他的だったか」
 
を観察しながら過ごしてみるのはいかがでしょうか?
観察すると、ふだん気づかないことに気づけるかもしれませんよ。
 
ちなみに、「利己がいけない」「利他がよろしい」
ということではないですからね。
そして次回は、利己と利他に関してまた別の考え方をお伝えしようと思います。