Be a driver.

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認知論を解説するシリーズ第4回目になります。引き続きコチラの感想をもとに話を進めていきたいと思います。
 
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(再掲です)
あきなりさん、おはようございます!
法人の代表をされている方から喜ばれたとのことで、自分のことのように嬉しいです!
 
必要な人に私達のサービスが届くような仕組みが欲しいです。
というか、自分で主体的に宣伝すべきなのに、そこでブレーキがかかるんですよね。
 
反応無くても良いじゃん、とは思えるけど(あ。100%は思えてないかなぁ。)
自分に自信が無くて、
 
「やってます」
「募集してます」
「来て下さい」
 
と言えないような…その一言の前振りで人を惹きつけるような
ストーリーが語れないとダメだと思ってるからなのか…
ウジウジしてないで、一回とにかく行動してみたら良いのに、とも思ってるんですけどね。
 
もうちょっと自分との対話に時間がかかりそうです。
でも、コーチがついてるのと、ついていないのとでは、
人生の質に大きな違いが出るので、そこの価値を多くの人に「伝わるように」
伝えていけるスキルが欲しいなぁと思ってます!
 
長くなってすみません、私にとってタイムリーな内容だったので、感想を送らせて頂きました。これからもブログを楽しみにしてます。
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このいただいた感想を元に、コーチング理論のプチ解説をしてみたいと思います。
僕らのコーチングの基盤となっているのは
 
【アドラー心理学】
  ・認知論
  ・目的論
  ・主体論
  ・全体論
  ・対人関係論
  ・共同体感覚
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という理論があります。そこで、僕らが(この理論に基づき)どう考えているかということを、一緒に見ていけたらと思います。
 
今回は主体論。
アドラーの言い方だと、「自分の人生の主人になる」となります。
 
今までどうだったか、今何を持っているか、ということよりも
どこに向かおうとしているのか、何を得ようとしているのか、が大事で
いまココからスタートできる、という考え方です。
 
…どこに向かって?
そう、もちろんその人の「真の目的」に向かって、です。
Sさんの場合でしたら
 
・いま、宣伝ができていない(と思っている)
・いま、ストーリが語れない(と思っている)
※(と思っている)と書いているのは認知論ではその人がそう捉えているという前提だからです
 
などありますが、その後Sさんが語ってくれた本当の目的は
 
・皆が元気で楽しく、自分らしく行動できて活気がある世界をつくる
・いじめたりいじめられたり、パワハラしたりされたり、批判したりされたり
 っていうところにムダな時間とエネルギーを使うんじゃなくて
 何があったらもっと良い環境が皆で作れるのか、そのためにそれぞれが
 自分の好き得意を活かして、時間とエネルギーを集中できる人を増やす
 
だったそうで、そこに向かって主体的に進もう、という考えです。
例えば、目指す姿の1つが「自分らしく行動」と言っているので…
 
もしかしたら「主体的に宣伝する」のは自分らしい行動じゃない。
もっと違う方法でこの未来に一歩でも近づきたい。
と、思っているようだったら、なかなか宣伝することはできなさそうですもんね。
 
もしくは、上記を余裕で実現している未来の自分から見たら…
 
いまは広く宣伝ではなくて、身近な人1人ひとりに直接想いを伝える時期だよ、と
教えてくれるかもしれません。
 
人は誰でも、どんな状況であれ自分自身で未来を切り拓くことができるんだ。
運命の奴隷ではなく、人生の主人なのである。
あなたの人生をあなた自身で切り拓けるし、その力もある。
 
そう”設定”するのが主体論です。
今日の解説はちょっと短めです。小さなことで良いから、自分の意志で自分の未来に向かって
なにか始めてみませんか?
 
最後に主体論を表現している大好きなフレーズがあるので、そちらを紹介して
今回は終わりにしたいと思います。
 
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 自分の人生の、主人公になろう。
 自分の行く道を、自分の意志で選ぶ人になろう。
 自由に、積極的に、人生を美しいものにしよう。
 既存のルールや常識に縛られない人になろう。
 自分の行く道は、自分で決めたほうが、楽しいに決まっている。
 人生の、ドライバーになろう。
 Be a driver.
 
            MAZDA
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