認知論を解説するシリーズ第6回目になります。引き続きコチラの感想をもとに話を進めていきたいと思います。
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(再掲です)
あきなりさん、おはようございます!
法人の代表をされている方から喜ばれたとのことで、自分のことのように嬉しいです!
必要な人に私達のサービスが届くような仕組みが欲しいです。
というか、自分で主体的に宣伝すべきなのに、そこでブレーキがかかるんですよね。
反応無くても良いじゃん、とは思えるけど(あ。100%は思えてないかなぁ。)
自分に自信が無くて、
「やってます」
「募集してます」
「来て下さい」
と言えないような…その一言の前振りで人を惹きつけるような
ストーリーが語れないとダメだと思ってるからなのか…
ウジウジしてないで、一回とにかく行動してみたら良いのに、とも思ってるんですけどね。
もうちょっと自分との対話に時間がかかりそうです。
でも、コーチがついてるのと、ついていないのとでは、
人生の質に大きな違いが出るので、そこの価値を多くの人に「伝わるように」
伝えていけるスキルが欲しいなぁと思ってます!
長くなってすみません、私にとってタイムリーな内容だったので、感想を送らせて頂きました。これからもブログを楽しみにしてます。
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このいただいた感想を元に、コーチング理論のプチ解説をしてみたいと思います。
僕らのコーチングの基盤となっているのは
【アドラー心理学】
・認知論
・目的論
・主体論
・全体論
・対人関係論
・共同体感覚
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という理論があります。そこで、僕らが(この理論に基づき)どう考えているかということを、一緒に見ていけたらと思います。
今日は対人関係論。
人のあらゆる行動には相手が存在する。
すべての悩みは人間関係の中にある。
という考え方です。
…おや?今回のSさんの話の中には、誰か別の存在が登場して…
い な い
と思いませんか?
けれど、よく読み、そして想像してみると
いろんな人が登場しているわけですよ。(Sさんの脳内では)
例えば…
・「私達のサービス」
→私のサービスではなくて私”達”のサービス。
だれか仲間やほかの人たちと一緒に何かをしたいのでは?
だとすると、その仲間の存在を改めて認識してみるとどうだろう?
・「必要な人」
→必要な人って具体的に例えばどんな人を想定しているのだろうか?
(地球上のすべての人ではないはず)
・「反応無くてもいいじゃん」
→宣伝したい相手はどんな人?そして本当はどんな人に
どんな反応をしてほしいんだろう?
・「人を惹きつける」
→具体的にどんな人を惹きつけたいのだろうか?
・「コーチがついているのとついていないのとでは」
→特にどんな人にコーチがついているといいな、と思うのか。
特にどんな人のコーチとして、Sさんは生きてみたいのか。
直接的な文脈からだけでも、例えばこれだけ想定できるし
この文脈には書かれていないけれど…
・パートナーがいるとしたら、そのパートナーからどう見られたいのか
どんな関係でいたいのか
・会社に勤めているとしたら、会社の身近な同僚や
上司や部下、お客さんからはどう見られるのがイヤで
どういう関係でいたいのか
・会社以外の仲間や先輩や後輩とは、どんな関係でいたいのか
この辺りまでは想像を巡らしておいて、Sさんの話を聴くとすると…
「特にどんな人に伝えたいのかな?」
「『やってます』『募集してます』『来て下さい』って、どんな人にはまだ言えそうで
どんな人には言おうとするとブレーキがかかる感じなのかな?」
「仲間とはどんなことを話しててどうしたい感じなの?」
「いろんな人に伝えられるとして…どんな人にどんな反応をしてもらいたい?
(どんな人にどんな反応をされちゃったら悲しかったり寂しかったりするのかな?)」
とかは特に興味を持ちますし、ココをちゃんと捉えたり、捉えなおしたりすると
未来の目的へのステップやヒントが見つかるかもしれません。
次回につづきます!