インタラクティブにいこう

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前回に引き続き【コーチングは結局、この3ステップなんじゃない】

 

 1.気分よく話してもらう

 

 2.詳しく聞いて明確にする

 

 3.どうするか選択して行動する

 

の2つ目「詳しく聞いて明確にする」部分の

インタラクティブリスニング(質問、双方向の対話)について解説します。

 

相手の想いや考え、定義やイメージ等が何にも分からないので

肯定的関心や共感的理解を大前提に

『インタラクティブリスニング』という聴き方をします。

 

インタラクティブリスニングというのは、

僕が通ったプロコーチ養成スクールのマスタートレーナーである

宮越大樹が提唱したものです。

その中でも今日は特に僕が重要だと思っていて

実際に良く使う内容をお届けします。

 

 例えば?

 

 っていうのは?

 他には?

 

 だから?

 だけど?

 どうして?

 

 言ってみてどう思う?

 

という質問をする、以上です(笑)。

 

詳しく説明すると…

 

まず、今まで正解を求められた環境が多かった人や

真面目に正解を答えようとする人は、何か聴かれても正解を答えようとして

言葉が出ない場合がとっても多いです。

 

例えば…

 

 「この仕事やってて楽しいなと思った出来事は?」と聞かれると

 

 仕事に就いてから今日までのことを、一生懸命思い出して

 その中で「比較的楽しい」という出来事はいくつか思いつくのですが

これが本当に

 

 1番楽しいことだったのか?いまから口にする答えを元に話が先に進むとしたら

 本当に楽しかったものをちゃんと思い出して選ばなければ!

 となると…どれだろう?

 

という思考が巡ると、結局グルグルしたうえで…

 

「いや、特にありません」

「楽しいってのは、あんまり」

 

という回答が返ってくる場合があります。

そんな時にとても効果的なのが、『例えば?』という質問です。

 

 「この仕事やってて楽しいなと思った出来事は?”例えばでいいですよ”」

 

と加えるだけで、回答のハードルがぐーーーんと下がるのです。

 

 「部活をやっていて、をツラいなぁと感じるときは?」という質問と

 

 「部活をやっていて、ツラいなぁと感じるのは…例えばどんなとき?」

 

 

という質問では気軽さが違うと思いませんか?

 

『例えば?』という質問でaという内容を出してもらい

『っていうのは?』という質問で、aについて詳しく聴かせてもらうことで

aがAという風により明確になります。

 

Aになったら『他には?』という質問で並列なBとかCを出してもらいます。

 

内容や雰囲気を見て出してもらったaや、明確にしたAに対して

『だけど?』と関わることで対峙するXに気づいてもらったり

さらに『他には?』と聞くことでXに類似するYやZも出てきます。

 

一方で、出してもらったaやAに対して

『だから?』と関わってみるとその先にあるSやTが出てきます。

 

出してもらったaやAに対して「どうして?」と聴いてみると

それに至った背景や理由や目的であるUを教えてくれます。

 

こうやって出てきた

 

aやA

BやC

 

XやYやZや

SやTやU

 

に対して『言ってみてどう?』と関わると、少し俯瞰的に見た上での

気づきなどを発見できます。

 

文字情報だけで、どこまで伝わったか分かりませんが…

こうやってポイントだけでもお伝えすることで

サッとやってみて

 

「進んだ感」を感じられたり

「その恩恵」を得られたり

 

したほうが、人生がラクになると思うので書いてみました。

今回はここまで!