最近シリーズでお伝えしている【コーチングは結局、この3ステップなんじゃない】
1.気分よく話してもらう
2.詳しく聞いて明確にする
3.どうするか選択して行動する
の2つ目「詳しく聞いて明確にする」部分の
インタラクティブリスニング(質問、双方向の対話)について
次回に引き続き詳しく解説していきます。
例えば…
A 「男性と2人きりでご飯に行きたいんです」
に対して
例えば?
っていうのは?
他には?
だから?
だけど?
どうして?
言ってみてどう?
を使ってみましょう。すると…
A 「男性と2人きりでご飯に行きたいんです」
ー例えば行くとしたらどんな所に行きたいの?
ー他には?
ー男性っていうのは?
ー2人きりっていうのは?
ーご飯っていうのは?
ー行きたい…けど?
ー他には?
ーどうして、2人きりでご飯に行きたいの?
ーどうして、2人きりなの?
ーどうして、ご飯なの?
ーだから、ホントはどうしたいの?
ー言ってみてどう?
ちょっとムリな部分もありますが(笑)
こうやって対話することで、一緒に明確にしていく感じです。
もしかして「そんなの聴いてどうするの?」と思う質問がありましたか?
例えば「ご飯っていうのは?」に対して
「いやご飯はご飯でしょ?」と思うかもしれませんが
コレを聴くと例えばですが…
『私、お酒飲まないしご飯だけだとすると無言で食べちゃうから
2人きりでご飯だと沈黙が続きそうでイヤなんです。』
みたいな返答が返ってきたりします。
ココでさらに
「え?無言っていうのは?」
「イヤって…もう少し教えて」
と聴けたりして、価値観や悩みがより明確に言語化されていきます。
ただし、ここで大切になるのが「イイ感じで聴く」という姿勢がベースにないと
これらの質問は、尋問・詰問になってしまうので、意識して使ってみてくださいね。
今日はここまで!
また続きを書きます。