最近シリーズでお伝えしている【コーチングは結局、この3ステップなんじゃない】
1.気分よく話してもらう
2.詳しく聞いて明確にする
3.どうするか選択して行動する
の3つ目
「どうするか選択して行動する」について、今回は《目標決め》《アクション決め》の方法を詳しく解説していきたいと思います。
「2.詳しく聞いて明確にする」で明確になった
本来の理想像や目指す方向性など、いわゆる目的に照らして
3の行動を決める指針ですが…1つの考え方として僕はこう思っています。
目標はSMARTに
アクションはSMALLに。
目標設定におけるSMARTの意味を聞いたことがある方もいらっしゃるかと
思いますが、以下に記載しますね。
S
Specific(具体的)
M
Measurable(測定可能)
A
Achievable(達成可能)
R
Realistic(現実的)
T
Timely(期限付)
これを全部覚えるというか、意識していただいてもいいですし
雰囲気で覚えるのでもいいかも知れません(笑)
「誰からみても『あぁ、たしかに達成できたね!』って分かること」
(※そのために数値が入ってる)
というぐらいでも最初はいいかもしれません。
ダイエットする!
これは僕らの捉え方だと目標とは言いません。
3年前に買ったこのスーツが着られるように
半年間で6kg、3か月で3kg落とす!
ぐらいだと目標としていいかなぁと思います。
職場の人間関係をいまより良くする!
これも気持ちは分かるのですが、目標としてはちょっと…ですね。
まずは課を横断した課長ミーティングを2週間に1回主催する。
半年後にはそのミーティングで職場改善施策を3つ出す。
とかでしょうか。
英語を話せるようになる!
ではなくて
1年後、海外旅行に行った時に現地のバーに彼女を連れていって
バーテンダーさんと楽しく自然な会話ができるようになる!
そのためにこの本に書かれてる単語を1日5個ずつ覚えるのと
3か月後からは週1回、Zoomで英会話を勉強する。
こんな感じです。
目標なので、有言実行でも不言実行でもいいのですが
もし仮に第3者に宣言した時に
「確かに達成できたね!やった!!おめでとう!」
と気分よく明確にお祝いできるかどうか?
こういう視点で目標を設定してみるのはいかがでしょうか
という提案でした。
長くなったのでSMALLについては次回にしますね。