前回のブログ「大切にしてもらいたい」に感想をいただきましたので、ご紹介します。
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おはようございます
前回記事
いつもにも増して
刺さりました!
どんな時にそう思うのか?
相手にとってどうなのか?
まさに
コーチングですねー。
今日関わる方と
大切に接します!
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Oさん、感想どうもありがとうございます!
「大切」というのは
自分にとって
相手にとって
具体的にどういうことなのか?それが分かるとより良い関わりができそうですもんね。
Oさんからいただいた感想に対して、個別で返信した際にこういう文言が浮かびました。
華 麗 な る す れ 違 い
例えば、前回の続き風に話を進めると…
大学生のAくん(男性)とBさん(女性)がいるとします。
AくんもBさんも、相手のことをとっても「大切」にしたいし
相手に対して『「大切」にするね!』と伝え合っています。
ステキな関係ですよねー。
あるとき、AくんとBさんがちょっとしたことで言い合いになりましたが、根底では相手のことをとっても「大切」にしたい、この思いは変わりません。
言い合いになったものの、AくんもBさんも「大切」に接しようと改めて思います。
・・・ここからが、 悲劇の始まりです。
Aくんにとって、
言い合ったときに相手を「大切」するという、その中身は
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言い合ってカーッとなっているときに、そのまま接すると
勢いで相手に思ってもないイヤなことをお互い言い合ってしまい
相手を不本意にも傷つけてしまうことがある。
大切に接するには、一度この場を離れて少し気持ちを落ち着かせる。
そういう時間を経てから
・自分は何がイヤだったのか
・相手は何がイヤだったのか
を冷静に聞いてから、お互いちゃんと謝って次からどうするか決めて
『ちゃんと話し合ってくれてありがとう』と、お互い感謝を伝え合おう。
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Bさんにとって、
言い合ったときに相手を「大切」するという、その中身は
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言い合うこともあるけれど、だからと言ってそのあとこの場を離れて
時間を空けてしまうと、ますますイヤな思いをする時間が長くなり
お互いツラい時間を1人で過ごすことになる。
大切に接するには、ますます感情的になるかもしれないけど
この瞬間に相手を想いつつ、自分の思ったことを言うし、相手の思ったことを聞く。
ちゃんと向き合ってこの瞬間にやるからこそ
・自分は何がイヤだったのか
・相手は何がイヤだったのか
まで辿り着いて、お互いちゃんと謝って次からどうするか決めて
ちゃんと『話し合ってくれてありがとう』と、お互い感謝を伝え合える。
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そして、さらに続きます。
Aくんの心の中には
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その場で感情に任せて言い合い続けるなんて
自分の言いたいことしか考えていない
相手を全然大切に思っていない
最低な行為だ。
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という思いがあり
Bさんの心の中には
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その場を離れて居なくなるなんて
ちゃんと向き合うことから逃げちゃって
相手を全然大切に思っていない
最低な行為だ。
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という思いがあったら…。
AくんとBさんが言い合った後…どんな結末になりそうか、想像に難くないと思います。
せっかくお互いのことを「大切」だと思って接したのに…
いやーーーーっ!すれ違いも甚だしいですよね。
男女関係だけでなく、上司部下・親子・友達同士でも
・誠意をもって接する
・まじめに取り組む
・本気を出してやる
:
具体的に、どういう行動のことをそう言っているんでしょうね?
部下や子どもや友達が、
・誠意をもって接している
・まじめに取り組んでいる
・本気を出してやっている
としても、あなたの考えていたり期待していたりする
・誠意をもって接している
・まじめに取り組んでいる
・本気を出してやっている
と、全く違っていたとしたら…。
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理解してから理解される。
Seek First to Understand,
Then to be Understood.
スティーブン・R・コヴィー著
「7つの習慣」の”第5の習慣”より
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今日はここまでにします。