華麗なるすれ違い

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前回のブログ「大切にしてもらいたい」に感想をいただきましたので、ご紹介します。

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おはようございます

前回記事

 

 いつもにも増して

 刺さりました!

 

 どんな時にそう思うのか?

 相手にとってどうなのか?

 

 まさに

 コーチングですねー。

 

 今日関わる方と

 大切に接します!

 

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Oさん、感想どうもありがとうございます!

 

「大切」というのは

 

 

 自分にとって

 相手にとって

 

 

具体的にどういうことなのか?それが分かるとより良い関わりができそうですもんね。

Oさんからいただいた感想に対して、個別で返信した際にこういう文言が浮かびました。

 

 華 麗 な る す れ 違 い 

 

例えば、前回の続き風に話を進めると…

大学生のAくん(男性)とBさん(女性)がいるとします。

AくんもBさんも、相手のことをとっても「大切」にしたいし

相手に対して『「大切」にするね!』と伝え合っています。

 

ステキな関係ですよねー。

 

あるとき、AくんとBさんがちょっとしたことで言い合いになりましたが、根底では相手のことをとっても「大切」にしたい、この思いは変わりません。

言い合いになったものの、AくんもBさんも「大切」に接しようと改めて思います。

 

・・・ここからが、 悲劇の始まりです。

 

 

Aくんにとって、

言い合ったときに相手を「大切」するという、その中身は

 

**********

 

言い合ってカーッとなっているときに、そのまま接すると

勢いで相手に思ってもないイヤなことをお互い言い合ってしまい

相手を不本意にも傷つけてしまうことがある。

 

大切に接するには、一度この場を離れて少し気持ちを落ち着かせる。

そういう時間を経てから

 

 ・自分は何がイヤだったのか

 ・相手は何がイヤだったのか

 

を冷静に聞いてから、お互いちゃんと謝って次からどうするか決めて

『ちゃんと話し合ってくれてありがとう』と、お互い感謝を伝え合おう。

 

**********

 

Bさんにとって、

言い合ったときに相手を「大切」するという、その中身は

 

**********

 

言い合うこともあるけれど、だからと言ってそのあとこの場を離れて

時間を空けてしまうと、ますますイヤな思いをする時間が長くなり

お互いツラい時間を1人で過ごすことになる。

 

大切に接するには、ますます感情的になるかもしれないけど

この瞬間に相手を想いつつ、自分の思ったことを言うし、相手の思ったことを聞く。

ちゃんと向き合ってこの瞬間にやるからこそ

 

 ・自分は何がイヤだったのか

 ・相手は何がイヤだったのか

 

まで辿り着いて、お互いちゃんと謝って次からどうするか決めて

ちゃんと『話し合ってくれてありがとう』と、お互い感謝を伝え合える。

 

**********

 

そして、さらに続きます。

Aくんの心の中には

 

**********

 

その場で感情に任せて言い合い続けるなんて

自分の言いたいことしか考えていない

相手を全然大切に思っていない

最低な行為だ。

 

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という思いがあり

Bさんの心の中には

 

**********

 

その場を離れて居なくなるなんて

ちゃんと向き合うことから逃げちゃって

相手を全然大切に思っていない

最低な行為だ。

 

**********

 

という思いがあったら…。

 

AくんとBさんが言い合った後…どんな結末になりそうか、想像に難くないと思います。

せっかくお互いのことを「大切」だと思って接したのに…

 

いやーーーーっ!すれ違いも甚だしいですよね。

男女関係だけでなく、上司部下・親子・友達同士でも

 

 

 ・誠意をもって接する

 ・まじめに取り組む

 ・本気を出してやる

 :

 

具体的に、どういう行動のことをそう言っているんでしょうね?

部下や子どもや友達が、

 

 ・誠意をもって接している

 ・まじめに取り組んでいる

 ・本気を出してやっている

 

としても、あなたの考えていたり期待していたりする

 

 ・誠意をもって接している

 ・まじめに取り組んでいる

 ・本気を出してやっている

 

と、全く違っていたとしたら…。

 

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理解してから理解される。

 

Seek First to Understand,

   Then to be Understood.

 

  スティーブン・R・コヴィー著

  「7つの習慣」の”第5の習慣”より

 

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今日はここまでにします。