3つの承認パターン

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前回から僕が会社員時代にコーチングを学んで、すぐに職場で活かせた
最高の武器群の1つである『今日から使える♪伝わるコミュニケーション!』
の内容を1つずつ解説しています。

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 1つの信念
 2つの質問パターン
 3つの承認パターン
 4つの伝達パターン
 5つの意見の返し方
 6つの関係性づくり

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今日はVol.3として【3つの承認パターン】についてお伝えします。
コミュニケーションに関して、お伝えしたい3つの承認パターンは…

 「私(I)メッセージ」に関してです!

「私(I)メッセージ」
「あなた(YOU)メッセージ」

として、聞いたことがる方や実際に活用されてる方が多いかもしれませんね。
もしかしたら新たな観点も加わるかもしれませんので、試しに下記のように想像してみて下さいませ。あなたは…

結婚6年目の共働きの夫婦だとしましょう。
子供は5歳の女の子と3歳の男の子の2人。
あなたは朝早くから夜遅くまで一生懸命働きながら、相手が忙しい時は
子供の送り迎えや料理も頑張っています。

ある時、パートナーにこう言われたのを想像してみて下さい。
<パターン1>

パートナー(妻or夫)
「仕事、頑張ってるよね。」
「カレー作るの、上手だよね。」

<パターン2>

パートナー(妻or夫)
「子供の送り迎えをしてくれて助かる。」
「あなたが飲みに行ってくれるから、私も自由に飲みに行ける。」

<パターン3>
パートナー(妻or夫)
「家族のために夜遅くまで働いてくれて、本当に感謝してる。」
「部下から慕われてる姿を見て、私もチームメンバーから
 もっと信頼を得られるよう頑張る。」

いかがでしょうか?
どれも伝える側にしてみたら、一般的には「褒めている」とか「気持ちを伝えている」
ということかもしれませんが、受け取る側のあなたには、どんな感情の違いや想いの変化が生まれたでしょうか?

パターン1は、いわゆるあなた(YOU)メッセージです。

「(あなたは)仕事、頑張ってるよね。」
「(あなたは)カレー作るの、上手だよね。」

もちろんこうやって直接言ってもらえること自体、嬉しかったり
やる気に結びついたりするかもしれませんが、時にはちょっと上から目線と感じてしまったり、心の中で否定されかねません。

言った側は「イイこと言った♪」と思っているのに、言われた側は

「なにを偉そうに」
「イヤ、そんなことないし」
「じゃあ、お前やれよ!」

となってるかもしれないということです。
これはとってももったいない。そこで出てくるのが、いわゆる
私(I)メッセージというものですが、実はコレ自体に2種類あるんです。
ココをしっかり意識している、ココを「やっている」状態まで持っていってない人が多い。

ちなみに、パターン2は私(I)メッセージ<レベル1>です。

「子供の送り迎えをしてくれて(わたしが)助かる。」
「あなたが飲みに行ってくれるから、私も自由に飲みに行ける。」

確かに最後は「私(I)」が主語になってはいますが、言われた側としたら
なんだか腹が立つというか、すっと入ってこないというか、ちょっとした違和感というか
丸っと100%は素直に受け入れがたい感じがしませんか?

これは単刀直入に言うと、所詮言った側目線というか自分に”都合”のいいことだけ
を伝えているからです。

『私(I)メッセージって主語が自分になったらいいんでしょ?』
という本来の意味や意図を知らないままに、うわべだけでスキルとして
使おうとするとこういう過ちに陥りがちです。

そこでパターン3なのですが、コレを僕は私(I)メッセージ<レベル2>
と呼んでいます。

「家族のために夜遅くまで働いてくれて、本当に感謝してる。」

あなたがただただ自分のためだけに仕事を頑張っているわけじゃなく
相手や子どもを含めた家族のために心底頑張ってるとしたら
こうやって言われたら…嬉しいですよね。

「部下から慕われてる姿を見て、私もチームメンバーから
 もっと信頼を得られるよう頑張る。」

部下との関わりを見てもらったことで、相手に何かしらいい影響があったとしたら
それも嬉しいですよね。

パターン3は伝える相手のことを考えた上で

 ・相手が頑張ってること
 ・私が受けた「良い影響」私に生じた「良い感情」

を伝えるんです。…難しいと思いました?
それは普段思っていても、なかなか実際に伝えてないからだけですよ。
あとは、案外”自分に生じた感情”をないがしろにしてるからかもしれません。
私(I)メッセージはスキルではありますが、伝える側の気持ちとしては

 相手の頑張っている所はどこだろう?
 分かってもらいたいことはどんなことだろう?
 こだわっている価値観は何なんだろう?

そのことをくみ取って伝えよう、という感じかもしれません。
もしくはあなたの言動や存在そのものが、私にこんなにいい影響を
与えてくれたんだよ、という感謝を具体的に伝えるための想いの表現方法
なのかもしれません。

とはいえ、想いも込めてコミュニケーションのスキルも変えるのを
両方同時にやるのは身につきにくいので、ぜひ気持ちは普段から持ちつつ
今日と明日だけはもし良かったら

誰かに
「〇〇のXXな姿を見て僕も(私も)もっと頑張ろうって思えたよ」とか
「〇〇の笑顔は私を癒してくれる」など

チャレンジしてみて下さいね。