6つの関係性づくり

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前回から僕が会社員時代にコーチングを学んで、すぐに職場で活かせた
最高の武器群の1つである『今日から使える♪伝わるコミュニケーション!』
の内容を1つずつ解説しています。

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 1つの信念
 2つの質問パターン
 3つの承認パターン
 4つの伝達パターン
 5つの意見の返し方
 6つの関係性づくり

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今日はVol.6として6つの関係性づくりについてお伝えします。
コミュニケーションに関してお伝えしたい6つの関係性づくりは…

1.関わる覚悟+自分軸
   ↓
2.雑談や声掛け
   ↓
3.すでにできているところ
   ↓
4.Yes , andで改善を促す
   ↓
5.「苦手」領域の成長を促す
   ↓
6.本気トーク

こういう順番で、部下・後輩・生徒・子供・仲間に関わっていくのは
いかがでしょうか?という提案です。

1.関わる覚悟+自分軸
 →そもそも、その対象の人とどれくらいの覚悟をもって関わろうとしているのか?
  あなたの自分軸と照らし合わせて関わることや育成することに
  どんな意味や目的があるのか?
  まずはあなた自身のスタンスの再確認からスタートしましょう。

2.雑談や声掛け
 →いきなりガチンコで相手とぶつかってうまく行く時もあるかもしれませんが…
  まずは普段からの雑談や声掛けを通して、時にはあなた自身の自己開示をしながら
  信頼関係を作り、その関係性の中にまずは安心安全感を醸成しましょう。

3.すでにできているところ
 →関係性ができたからっていきなりダメ出しされたら
  相手は受け入れにくいかもしれません。
  まずは相手の自己肯定感や自己効力感、そしてこの場や関係性における
  貢献感のUPなどしっかり承認をすることや、そもそも相手の強みや得意を
  観察して把握することをココでは大切にしています。

4.Yes , andで改善を促す
 →3までで終わってしまうと成長や育成に辿りつかず
  ただの「イイ人」で終わってしまいます。
  まずは成長ポイントにフォーカスを当てて、その領域の、他にできてる
  OKな部分を承認したうえで
  「そして」とつなげて「〇〇の部分もこう改善してもらえたらとっても嬉しい」
  と”根気よく”伝えましょう。

5.「苦手」領域の成長を促す
 →あなたが見抜いている相手の本当の成長ポイント。
  それはもしかしたら相手にとっては苦手な部分なのかもしれません。
  そこが本質ではなく、他の得意領域でカバーできる人だったら
  まずは上記の4レベルまででいいのかもしれませんが、相手の真の成長を促したい時は
  苦手領域の中でもできている部分にフォーカスを当てながらも、目的論的に

  「どうしたらいいと思う?」
  「何か手伝えることはある?」

  というような関わりが共に前に進むことに繋がります。

6.本気トーク
 →5までのステップを経たら時には真剣に本気モードで
  「やるって言ったじゃないか!」
  「お前には●●になって欲しいし本当に期待しているんだからやりきろう!」
  という言葉遣いやエネルギー感を出してもいいのかもしれません。

  またココでさらなる自己開示をしてお互いに本気で話すことを
  促しても良いかもしれません。
  

いかがでしょうか?
もちろんコレが唯一の完璧なるルートという訳ではありません。
そして、相手によってその都度関わり方が変わると思います。

いままでうまくいっていた方は、是非その関わり方を続けて頂きつつ
ちょっと違う関わり方をしてみてもいいかも?と感じた方や
◎◎くんだけにはこの関わり方で関わってみようと感じた方は
ぜひ活用してみて下さい。

関係性づくりは一朝一夕にはいきませんので…
あなた自身のセルフメンテナンスもしながら進めましょうね。