アドラー的「ミスをしたとき」

Posted in ブログ

今回はアドラー心理学的に「ミスをしたとき」どう対処することを推奨しているか
ということについて今日はお伝えしたいと思います。

実は超シンプル!

1.(できる限りの)原状回復
2.謝罪
3.再発防止

この3ステップです。
何かを壊したり汚したりしたら、まずは可能な限り元に戻す。
そして誰かを傷つけたり迷惑をかけたりしていたら謝る。
最後にこういうミスを起こさないための再発防止策を考えて実行する。

アドラー心理学に則ったら、です。

例えばあなたのお子さんがコップに牛乳を入れてお盆の上に載せて
テーブルまで運んでいたらこぼしたとしましょう。

上記に則ると…

1.原状回復

「まずどうしたらいいと思う?」
→『こぼした牛乳を拭く』

2.謝罪

「で、どうする?」
→『ごめんなさい、こぼしちゃった』

3.再発防止

「次からこぼさないようにするにはどうしたらいいと思う?」
→『コップを両手で持って移動するようにする』

こんな感じです。(もちろん一例です)
このパターンもあっていいと思いますよ。

僕個人的にはコレに加えて、この3ステップもアリなんじゃないかな、と思ってます。

1.謝罪
2.(目的に即した)回復or対応
3.再発防止

上の例でいったら…

1.謝罪

まず、悪いコトをしたなと思ったら「こぼしちゃった。ごめんなさい。」
という所からスタート

2.回復or対応

牛乳だったら拭くだけかもしれませんが
ちょうど水拭きしようとしているところに水をこぼしたら?
(最近はないかもしれませんが)障子じゃなくて引き戸に変えたい
と思っていた障子を破ったとしたら?

畳みたいと思っていた空の段ボールの箱を潰しちゃったとしたら?

わざわざ戻さなくても
「実はXXという理由でちょうど◇◇しようと思っていた」
という関わりでいいと思うんです。

3.再発防止

とはいえ、どうであれ他の場面でこぼすとか壊すとかは
今後防ぎたいので…この出来事から再発防止策を一緒に考えて学ぶ

いかがでしょう?

もちろん”正解”っていう対応はないと思いますので
アドラーはこう推奨してますよということと、

僕としてはさらにこんな関わりもアリなんじゃないかな
ということをお伝えさせていただきました。
ご参考までに。