「褒めない」「叱らない」の理由

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アドラー心理学では「褒めてはいけない」「叱ってはいけない」と言っています。

「え?そうなの?」と思う方もいれば、「聞いたことあるー。」と思う方もいれば
「知ってる!『気づかせる』んでしょ?」と思う方もいれば
また違うことを思う方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

あなたは「褒めてはいけない」「叱ってはいけない」と聞いて
なんて思いましたか?

もしあなたが「〇〇〇〇〇だと思いますー!」と答えてくれたとしましょう。

それに対して「スゴい!良く分かりましたねー♪さすが、エラいです!!」
と返したとしたら…例えですが、これが”褒める”ですね。

一方で
「なんで分からないんですか?以前もお伝えしましたし何度も〇〇〇〇〇が
 大切だ大切だって言ってるじゃないですか!」

と返したとしたら…例えばですが、これが”叱る”ですね。
いかがですか?正直、どちらもあまり気分がよくないのではないでしょうか?

親と子の関係・上司と部下の関係・先生と生徒の関係・監督と選手の関係…
アドラーが褒めてもいけないし、叱ってもいけないと言っている理由は
大きくこの2つだと僕は捉えています↓

 ◆自分の正しさを押しつけているから
 ◆上下関係を構築し依存が生まれるから

結果

「対象となる人(親や上司や先生や監督や…)の”正しさ”を判断基準にしてしまい
 自主的に考えたり自立的に行動したり主体的に判断することを妨げてしまう」

ということが起こり得るわけです。
ではどうしたらいいか?

 ◇正しさを押しつけず、自分自身で気づく機会や行動する機会を奪わない

 ◇役割としてではなく人としてヨコの関係を構築し自分自身で
  主体的に生きることをサポートする 

つまり、褒めると叱るは表裏一体。
もしあなたが親・上司・先生・指導者…の立場だとしたら
あなたの思う「正解/正しさ」に

 ・合致した場合が”褒める”

 ・逸脱した場合が”叱る”

そしてその2つを通して、相手の思考や感情や行動をコントロールしようとする
これを避けたいがために

「褒めてはいけない」
「叱ってはいけない」

という表現をしているわけです。
こうやって書くとなんだかヒドい人みたいですね(苦笑)。
※あなたをヒドい人だと言ってる訳じゃないですよ!

正直僕だって100%

 褒めない
 叱らない

できてる訳ないですもの。
そして上記のように偉そうなことを書いていますが…
僕自身、褒めるとか叱るとかそういう場面において

褒める
 =そのことが(僕の価値観で)OKだから、これからももっとやり続けてね

叱る
 =そのことが(僕の価値観で)NGだから、これからはもうやらないでね

という”相手をコントロールしたい”気持ちがゼロかと言ったら…
意識的か無意識的かは別として、少なからず含まれてるなと改めて思いました。

では、どうするか。

それがアドラー心理学における重要なコンセプトの1つ
「勇気づけ」
コレをしましょうということなのですが…

長くなり過ぎたのでこの続きは次回に。