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<本日のサマリー>
・せっかく”知って”も”でき”なきゃもったいない
・身につけるには「安心安全な場で体験し”たしかに!”を感じる」
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このブログ内でも何度もお伝えしている内容の1つに
「成長の4段階」
「習得の4段階」
と呼ばれているものがあります。
知らない <無意識無能>
↓
知ってる <有意識無能>
↓
できる <有意識有能>
↓
やっている <無意識有能>
以前、居酒屋さんでこんなことがありました。
隣の5人組、30代前後の男性2人女性3人…会社の先輩後輩でしょうか
そのうちの一番先輩っぽい男性が雄弁を振るってました。
「〇〇業界っていうのはさ、実際に訪問して会うよりも
2日に1回のペースでメール連絡が好まれるんだよね」
「××の場合、すぐに訪問してお詫びするのは当然だけど
提出するかしないかは別として、すぐに対応できる対策と
根本から改善する施策をまとめておいて持参すべきだよ」
:
仕事での教訓というか、立ち居振る舞い方を熱く語っていたんです。
聞こえてきた内容も特段変なことは言ってない、というか至極全うなことを
語っていたのですが…
その後その男性が席を外した際、こんな会話が繰り広げられました。
女性B
「でも、Aさん(その男性)って言ってるばっかだよね」
女性C
「そうそう!この前お客さんところに一緒に行ったんだけど、
『どうでもいいメールばっか送りやがって、ちゃんとこうやって会いに来い!
お前、いつ振りだよー』って言われてて笑」
女性D
「今日の話もどれだけ自分でやってるの?って感じだよねー」
:
女性ってくくりは良くないかもしれませんが
こういうシチュエーションだと
ワーッとまくし立ててて・・・恐ろしいなぁと(苦笑)
(残ってた男性はただ聴いてるだけでしたw)
と言うことじゃなくて(笑)
『知っていてもできなかったりやってなかったら意味がない』
なぁと。
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まぁこのAさんの場合、言いたいだけ語りたいだけという部分もあるでしょうが
そうするとなおさら「あの人は口だけ」感が高まっちゃいますよね(苦笑)
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最初にお伝えした4段階の内容ですが、ある方がこのように解説していました。
知らない
↓
↓ 《知識の壁》
↓
知ってる
↓
↓ 《行動の壁》
↓
やってみる
↓
↓ 《気づきの壁》
↓
分かる
↓
↓ 《技術の壁》
↓
できる
↓
↓ 《習慣の壁》
↓
やっている
「知ってる」と「できる」の間には、「やってみて、分かる」という
【行動と気づき】を経る必要がある、と。
たしかにーーー!
できるようになるには
「安心安全な場で体験し”たしかに!”を感じる」
が不可欠だと思っています。
—–
そうじゃないとただの「知ってるおじさん」「知ってるおねえさん」
でとどまってしまいますからね。
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上のAさんのような愚行をはたらく方はこのブログの読者内には
いらっしゃらないと思いますが、ぜひ知ったことを
実際に安心安全な場でやってみて
「そういうことかー!」と気づき、理解し
あなたのモノにしていただけたら、と。
充分に自戒の念も込めて。