昨日に引き続き、コーチングやカウンセリングの
スキルや考え方や接し方ケーススタディなどを
あまり知らない人が、メンタル不全状態の方に接する際の3つのポイントの
今日は2つ目をお伝えしたいと思います。
ちなみに1つ目は、聴き手側が「二次災害に巻き込まれない」
・気づけなかった
・分からなかった
・自分が悪い
という状態ではなくてより良い状態で接する、ということでした。
では、よりよい状態でどういう人として聴くと良いか?
一言で言うと
『その人のおばあちゃんとして聴いてあげてください』
とその時は伝えました。怪しいですね(苦笑)
正確に言うとその時は
「ひぃばぁちゃんのように聴いてあげてね」
と言いました。
まぁ、ひぃばあちゃんでもおばぁちゃんでもいいのですが要は
自分は目の前の人のおばぁちゃんとかひぃばぁちゃんとかであり
目の前で相談してくれている人が孫やひ孫だと思ったら…
どういう感じで
どういう気持ちで
どういう想いで
関わりたくなるか?ということです。
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ちょっと細かいですが…
目の前の人が自分の孫・ひ孫というモードではなくて
自分が目の前の人のおばぁちゃんひぃばぁちゃん
というモードです。
ちょっとニュアンスが違うのが伝わりますか?(苦笑)
—
おばぁちゃんだとしたら
・「そうかそうか」「うん、うん」ってただただ聴いてあげる
・若いんだからそういう悩みもあるよねと受け止める
・この先の長い人生にきっと糧になるよと分かっている
・本当に苦しかったら無理しなくていいよと思っている
・あなたはとってもすごい可能性を持ち合わせているんだよ
・大丈夫、なんとかなる
・いつでもおいでお茶とお菓子を用意して待ってるからね
:
という感じで関わりたくなりますよね?
そういうイメージとして
「ひぃばあちゃんとして聴いてあげてね」
と伝えたわけです。
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「おじいちゃん」とか「ひぃじぃちゃん」とかでもいいのですが
こういう状態の相談者の話を聴く最初は包み込むような
母性的な包み込む愛情みたいなのを表現したくて、おばあちゃんとお伝えしました。
あなた誰かにこの聴き方をアドバイスする時に
「おじぃちゃん」の方が良ければそちらを採用くださいませ。
目的は上記ような関わりだったり、後述ようなイメージだったりが
できればOKです。
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おばぁちゃんとして
この子が産まれてきたときの幸せ感
小さい時の頑張りやかわいらしさ
だんだんと成長していく過程
全面的に信じている気持ち
いまただ
たまたま
そういう状態にいるだけ
:
を感じられたら
いきなり解決しようとも
いきなりアドバイスしようとも
いきなり叱咤激励しようとも
ならないでしょうし
どうしようと戸惑うことも
私で大丈夫かなという不安も
なんとかしなきゃという負いも
きっと薄まりますよね。
「今日はおばあちゃんとして聴くね」と宣言する必要はありませんよ(笑)。
心の中で立ち居振る舞いとして。
とはいえ聴く側も1人の人間です。
なにか伝えたくなったり
なにか言いたくなったり
なにか思うところがあったり
するでしょう。
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初動で相談を受けるということは
それなりに相談者と近しい立場の人でしょうから。
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なので明日は
なにか伝えたくなったり
なにか言いたくなったり
なにか思うところがあったら
どうすればいいか?ということについてお伝えしますね!