以前、とある大学で講義してきた内容を少しだけ共有しますね。
学生同士ペアになりAさんとBさんを決めて「この1週間で”良かった”こと」について
話し手:Aさん
聴き手:Bさん
として30秒間話してもらい、次は聴き手と話し手が逆になる。
これを3往復やってもらいました。
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このワークをする事前に「”良かったこと”はどんな小さなことでもいいですよ」
と事例と共に伝えています。
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何でもいいよ小さいことでもいいよ、という前提がちゃんと伝わっていると
最初は「ええーーー!3つもないーーー」とざわついた学生たちも
ちゃんと3つ言えていました。
さらにその後、こんな演習もしてみましたよ。
超簡単な演習なので良かったら一緒にやってみて下さい。
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1.辺りを見渡して「青いモノ」がどこにどんな色合いでどんなモノとしてあるか覚えて下さい
30秒差し上げます。
(タイマーで30秒間計って「青いモノ」を覚えてみて下さい)
2.目を閉じます。(このブログ画面だけ見てて下さい)
3.あなたの周りにあった「白いモノ」はどういうモノがどこにあったでしょうか?
4.目を開けて下さい(ブログ画面から目を離してください)
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これをやると面白いことが2つ起きます。
1つ目はあなたにも実際感じてもらえたかもしれませんし、
すでにお気づきかもしれませんが
「青いモノ」にフォーカスをすると
「白いモノ」がスルーされてしまう
ということ。
注目しようとした情報が収集され、それ以外は収集されづらいのです。
面白いことの2つ目は…
「目を開けて下さい」
(ブログ読者に対しては「ブログ画面から目を離してください」でしたね)
と言ってこの演習が終わった後に
僕は何も言っていないのに、周りの「白いモノ」を探し始めて見つけている
ということです。
注目したいと思った情報が収集され、それ以外は収集されづらいのです。
注目それが《フォーカス》です。
1つ目の「青いモノ」に対しては指示されて意識的にフォーカスしました。
2つ目の「白いモノ」については無意識的に興味を持ちフォーカスしました。
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「無意識的に興味を持ち」というのは
自分が買った新しい靴やカバンや小物が
買ったとたんに周りで持っている人の多さに気づく
…みたいなことです笑
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良いことを3つテンポよく伝え合う、部屋の中の「青いモノ」にフォーカスする
というような演習を挟みながら、友達・部活の先輩後輩・バイト仲間・彼氏彼女・就活の…
目的か原因か、できることかできないことか、良かったことか悪かったことか
できてる部分かできていない部分か…
過去か現在か未来か
自分か今の自分か未来の自分か
自分達か今の自分達か未来の自分達か
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何にフォーカスすることを選択すると、どういうことが起こりそうか
つまりはどういうことを起こしたいから、何にフォーカスすると良さそうか
という講義を大学生100人ぐらいを前にやってきました。
短い時間にギュッと詰め込むのはなかなか大変ですが
分かりやすく演習体験を通じて少しでも身につけてもらえたらとっても嬉しいなぁと
思いながら伝えさせてもらっています。
あなたは普段、何にフォーカスしてますか?
…とは言っても、勝手に悪いコトとかできてない部分に目がいっちゃうんです。
という方へ。
明日のブログで対応案をお伝えしますね。