悪いところに目が行くあなたへ

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前回お伝えしたフォーカスの話。
イイ所とかできてる部分とかにフォーカスしたいと思っていても
勝手に悪いコトやできてない部分に目がいっちゃいませんか?

そう、自分の。そして、周りの。

あなたが

「いやっ、そんなことはないっ!」
「自分に対しても周りに対しても良いトコロやできてる部分にフォーカスが行きます」

という人であれば今日はココまでで^^
また次回、是非読んで下さいね。

そうではなくて

 ・悪いコト
 ・できてない部分
 ・過去を悔いる
 ・悪いイメージばかり浮かぶ
 :

という場合。
そしてこういう話を聞くと

「あぁ私は悪いところばかり、できてないことばかりに
 目が行くなぁ。良いところにフォーカスしたいのに…ダメだなぁ」

と思ってしまうあなた。
こうやって書くと気づきやすいかもしれませんが
もうこの時点で悪いところに目がいってますもんね(苦笑)。

「…ああ、ダメだ。今日のブログを短くまとめられるイメージが湧かない」

↑は、いま僕の心の中で浮かんだ言葉です。
はい、こういうこと書いている僕自身が悪い部分やできてないところに
目が行きがちなのです(苦笑)

これでも昔に比べたら本当にずいぶんと「プラス面」にフォーカスできるように
なってきたんですよ(笑)。
※少なくとも5年前はまだまだ超「マイナス面」にフォーカスしていました(苦笑)

そんな僕が何をしたか。

=====

 ・現状を受け入れる
 ・半々だと思って良い部分にも目を向ける習慣をつける
 ・口に出してみて客観的にコメントもらったり客観視してみる
 ・四の五の言わずにやる環境をつくる
 ・体験から学ぶを少しずつ実践する

=====

研修でも1対1のコーチング時にも大学の講義でも
必要と感じたら、ことあるごとに言っているのが

『そうだよね、そう思うよね』

ってことです。

悪いところに目が行く、できてない部分にフォーカスしちゃう…
今まで生きてきた環境だと、もしかしたら日本は特にそうなのかもしれませんが

 ・テストで90点を取ったら90点取れたことを認めるのではなく
  10点間違えたところを間違えないようにする

そんな風に関わられたほうが多かったんじゃないでしょうか。

小さい時は「できたこと・やれたこと」に周りがフォーカスしてくれることが多いかも知れませんが、育ってきた環境や小さい頃に関わった大人たちによって異なる部分かと思います。

大人になったら大人になったで、問題発見/問題解決能力がさらに必要となってきますしね。

なのでまずは僕の場合ですけど

 ・なんで自分は悪いコトやできてない部分、ネガティブに物事を捉えちゃうんだろう
  もっとポジティブに、良い部分にフォーカスしたいのに…

という状態から

 ・まぁ、悪いところに目が行ったりできてない部分を見ちゃうのも
  仕方ないよね、そうだよね~!

と、自分自身がこのことについてどう思っているか
という点で捉えなおしてみたわけです。

果たして「仕方ないよねー」と捉えなおすことが正しいかどうか分かりませんし
その認知が常識的に合っているのかどうかそれも正直分かりません。

 ダメだー、良くないー

という状態から

 良くも悪くもない

という状態にした感じです。
  

あなたも、もし捉えなおしたほうがいいのであれば仮に一度、捉えなおしてみて下さいね。
あっ!!!毎度言ってることですが

 悪いところに目が行く、できてない部分をフォーカスする
 ネガティブに物事を捉える、問題発見/問題解決

が悪いと言っているわけじゃないです!!!

そっちに偏りがちだとしたら、もうちょっとフェアに捉えてみよう
ということですので。

「…ああ、ダメだ。今日のブログを短くまとめられるイメージが湧かない」

これが言葉に出してみたパターンです。
ダメだーと思っていた気持ちが、無意識的には100%近く占めていた
  ↓
口にして(書いてみて)人の言葉だと思って見てみると

 ・それの何がダメなの?
 ・それの何が悪いの?

という割合が増えます。
(まだゼロになるまで精進しきれていません苦笑)

無理矢理ポジティブに捉えなおす、というよりは
フォーカスした想いや考え方に対してニュートラルに捉えなおす

というほうがニュアンスが近いかもしれませんね。