さて、前回お伝えした承認の4段階
《結果承認》
⇒成果や結果に対してOKを出す
《行動承認》
⇒取った行動に対して(結果がどうであれ)OKを出す
《思考承認》
⇒思ったことや考えたことに対して(行動や結果がどうであれ)OKを出す
《存在承認》
⇒ただ存在そのもの居ること自体に(思考や行動や結果云々ではなく)OKを出す
読んでいただけましたか?
サラッと読み流した程度かもしれませんし
お子さんの関わりや部下やメンバーとの関わりや
同僚や後輩とのかかわりに置き換えて考えてくれたかもしれませんし
初めて聞く内容で興味深くとらえてくれたかもしれませんし…
読んでないかもしれませんね(笑)。
今日あらためてこの4つを見て、あなたはどう感じましたでしょうか。
いま一瞬でも考えてくれたのなら本当にうれしいです。
そして今日は、前回あえてお伝えしなかったことを書きたいと思います。
4つの承認について、関係性としてあなたと誰かを想像したのではないでしょうか?
僕も例として『親と子(夏休みの宿題編)』を挙げましたから。
でもね
この承認についてはぜひ《あなた自身》に対してどうかな?って考えてみて欲しいのです。
結果が出せない自分
行動がとれない自分
にNGばかり出してないでしょうか?
行動を取らなければ現実は何も変わらないという面もありますが
だからと言って、自分にNGばかり出していたら行動する勇気も湧きませんよ。
あなたが◎◎をしようと思ったことに対して
まずそう考えた自分にOKを出してみてください。
あなたがここに居るということに対して
朝を迎えられたということに対して
OKを出してみてください。
「当たり前」
「やって当然」
そういう気持ちになりますし
できない部分
足りない部分
に目が行きがちです。
ちょっと変な言い方ですが
どうせ周りはダメな部分やできてない部分を指摘して改善を求めてくるので
せめて自分だけでもまずは自分を承認してあげてください。
…とはいえ、なかなかできないのも分かってます。
なのでまずはこの4つの承認の種類というかレベル
結果←行動←思考←存在
それぞれの過程で承認することができる
それは相手に対しても自分に対しても
OKを出すことができるということなんだ
そのことを覚えておいてもらえたら、と。
知っていたら
やれたり
分かったり
できたり
そういう可能性がゼロ→イチに上がりますから。