3K大歓迎!

Posted in ブログ


ー前回の内容ー

 やってみせる②
 「目標にする」というのは具体的にすること
 そして他の人が見て分かること

ー今回の内容ー

 やってみせる③
 目標に向けたアクションをたくさん出そう
 出すための刺激を与えよう

前回に引き続き、以前実施したとある会社でのマネジャー陣の前での
公開コーチングについて書いています。

今日は実際にお見せした以下のプロセス↓のうち

1.会社で実現したい理想の組織像をより具体的にイメージしてもらう

2.そのイメージに向かって、まずいつまでにどうなることを
 目指すと良さそうかという目標を設定する

3.その目標に向かって、やったら良さそうなアクションを
 たくさんアイデア出ししてもらう

4.アイデアアクションの中からやりたいし、やれそうなものを選んでもらう

5.そのアクションに向かってこのあと5分ぐらいでできそうな
 スモールアクションを設定する

これの3番目のステップです。
簡単なので短めに

 「11月末までにメンバー15人のうち、SさんTさんUさんのまず3人が
  『ちょっといいですか?○○の件について私はこう思うんです。
   なぜなら…。Xマネジャーはどう思いますか?』

  って自分の意見や考えを打合せの場じゃなくて通常業務時に提示し、
  それに対して私の考えを伝える」

これが実現したい目標だ!となったら…あとはカンタンです。

その目標に向けたアクションを出して決めればオッケーです。

 『じゃあこの目標に近づくためにやったら良さそうなアクションを
  まずはたくさん書き出しましょうー』

 『どんなものでもいいですし出したものを全てやるわけじゃありません』

 『まずは量を出してそこから選びます。あんがい、苦しまぎれに出した
  適当そうな案が良かったりしますので笑』

コチラ側から
『出したものを全部やるわけじゃない』
『この中から選ぶんだよ』
『量をたくさん出しましょうね』
ということをちゃんと伝えます。

ちなみに、デモンストレーションの際は【フセン】を使って1枚に1案書いてもらいました。

フセンに書き出してもらってるときに、コチラ側はボーっと眺めてるのか?
というと、そうではありません。
この時は【こちら側も、どんどんアイデアを出す】ということをしました。

しかも、めっちゃくだらないアイデアや
超カンタンなアイデアや、それダメじゃない?的な子供じみたアイデアまで。

 くだらない、かんたん、子供じみた「3K」で関わります。

とにかく増やすための刺激として、そしてどんなものでも本当にいいんだと
クライアントさんが信じてさらに増やすことができるために
コチラからもどんどんアイデアを出すんです。
3K、大歓迎のスタンスで。

・全員の前で「AAA目指す」と言う
・全員に直筆の手紙を書く
・3人に自作のポエムを送る
・毎朝、全員とハイタッチする
・毎日1人ずつ、自分からその人の席まで行って仕事以外の話をしてひと笑い取る
・SさんTさんUさんの4人で日帰りのキャンプに行く
・3人の好きな食べ物を聞いてそれを4人で食べに行く
・全員と日替わりでサシランチ
・「この時間、私は自席でぼーっとしてますタイム」を確保して共有スケジュールにいれる
・映画を観て、感想を言い合う
・席替えをしてSさんTさんUさんを自分の右隣・左隣・向かい側にする
・それぞれに自宅に遊びに行く
・毎朝、Xさんの良いところを1人1つ伝えるように依頼する

コチラが出すときのマインドとしては『採用されないことでガッカリしない』
ということです。

—–

「自宅に遊びに行く」「良いところを1人1つ」案は
Xさんに『それは、パワハラですね』と言われました(笑)

いいんです。

アイデアの刺激としてなので、この案はフセンに残らなかったけど、代わりに
「自宅に3人を呼んでタコパする」
「私が1人1つ、良いところを言う」
というのがフセンに書かれましたから。
—–

 『あと30秒で合計20個にしましょうー(この時点で17個ほど出ていたので)』

みたいに時間や個数を伝えると『苦しまぎれに出した適当そうな案が良かったりします』
が実現したりしますよ。

そしてたくさんアイデアが出たら、そこから選ぶプロセスに移ります。
そのことについては、また次回!