ー前回の内容ー
今日、どんな1日にしたいか終わった後の気持ちから逆算して
そのための行動を選択する
ー今回の内容ー
勇気づけシリーズ①
勇気づける関わりと勇気をくじく関わり
アドラー心理学の有名な研究者の1人である野田俊作のこの本
「アドラー心理学を語る4勇気づけの方法」
今日からこの本から「勇気づけ」について紹介したいと思います。
まずは関わり方の一覧を。
勇気づけ
↑
↓
勇気くじき
という書き方をしています。
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①
貢献や協力に注目する
↑
↓
勝敗や能力に注目する
②
過程を重視する
↑
↓
成果を重視する
③
すでに達成できている成果を指摘する
↑
↓
なお達成できていない部分を指摘する
④
失敗をも受け入れる
↑
↓
成功だけ評価する
⑤
個人の成長を重視する
↑
↓
他者との比較を重視する
⑥
相手に判断をゆだねる
↑
↓
こちらが善悪良否を判断する
⑦
肯定的な表現を使う
↑
↓
否定的な表現を使う
⑧
「私メッセージ」を使う
↑
↓
「あなたメッセージ」を使う
⑨
「意見言葉」を使う
↑
↓
「事実言葉」を使う
⑩
感謝し共感する
↑
↓
賞賛し叱咤激励する
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こうやって一覧でみるだけでもドキッとしませんでしたか?
「あ、わたし〇番のヤツ…やっちゃってる」
あなたは自分自身に対して
「勇気をくじく関わり」しちゃっていませんか?
「あぁーーーXXさんはできてるのに、わたしはできてないーーー」
コレは
③
なお達成できていない部分を指摘する
④
成功だけ評価する
⑤
他者との比較を重視する
ですよ(苦笑)
勇気づけ…という言葉を使うたびに実は思うところといいますか
少し違和感がありまして…
「なんで勇気づけっていうんだろう?」
って。
元々その人の中に勇気は存在しているし
勇気”づけ”っていうと、何だかこっちから勇気を渡してるようなイメージ。
表現としては、「勇気づけ」というより「勇気きづき」って気がするわけです。
元々ある勇気に誰かの関わりによって、気づくとか湧いてくるとかそんなイメージ。
まぁ、ちょっとした、たわごとでした。