ー前回の内容ー
勇気づけシリーズ
⑦肯定的な表現を使う
ー今回の内容ー
勇気づけシリーズ
⑧「私メッセージ」を使う
アドラー心理学の有名な研究者の1人である野田俊作のこの本
「アドラー心理学を語る4勇気づけの方法」
今日もこの本に書かれていた10個の関わりについて書いていきます。
ついに8つ目です。
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⑧
「私メッセージ」を使う
「(私は)そのやり方は好きだ」
「(私は)そのやり方をやめて欲しい」
↑
↓
「あなたメッセージ」を使う
「(あなたの)そのやり方はいい」
「(あなたは)そのやり方をやめなさい」
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「あなたのやり方は良くない」
「あなたの考え方は間違っている」
というような伝え方ではなく
「私はこう思う」
「私はこう感じる」
というような伝え方のほうが、相手にも伝わりやすいし
相手の勇気をくじかない場合があります。
これを「私メッセージ」とか「I(アイ)メッセージ」と表現することがあります。
「あなたはこうだ」
こういうふうに言われると、ぐうの音も出ないというかピシャっとされた感じがします。
「私はこう思う」
こういうふうに言われたら、その後にコミュニケーションが続き
例えば…「そうだったんだね、ゴメンね。僕はこう思ったんだ」とか
より相手を傷つけないとか、よりちゃんと伝えたいことが伝わる方に舵が切られるなぁと。
たとえ凹んだりつらかったりしても、コミュニケーションすることを諦めず
取り続けることが唯一無二の解決方法だと思っています。
もしよかったら今日1日は
「あなたメッセージ」で攻撃的に伝えるんじゃなくて
「わたしメッセージ」で伝えたいことを伝えつつも
相手も考えることができる関わり、それを通して相手を勇気づける
ということを意識して過ごしてみてくださいませ。