ー前回の内容ー
勇気づけシリーズ
⑧「私メッセージ」を使う
ー今回の内容ー
勇気づけシリーズ
⑨「意見言葉」を使う
アドラー心理学の有名な研究者の1人である野田俊作のこの本
「アドラー心理学を語る4勇気づけの方法」
今日もこの本に書かれていた10個の関わりについて書いていきます。
ついに9つ目です。
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⑧
「意見言葉」を使う
「あなたは正しいと思う」
「あなたの意見に私は賛成できない」
↑
↓
「事実言葉」を使う
「あなたは正しい」
「あなたの意見は間違っている」
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主観的な意見にもかかわらず
まるで絶対的に正しいかのように事実としていうことは
相手を評価判断し正誤を下していることになります。
言われた側は言い合いを余儀なくされるか言いくるめられてヘコむか…。
これは「よし!がんばろう」には程遠い関わりです。
そうではなくて、意見に過ぎないものは「これは私の意見にすぎないけど…」
と意図的に強調したい。
言いたいことを我慢して相手の言うとおりにするのではなく
コチラの言い分を事実かのように言いくるめるように言うのでもなく
ただ単に自分の主観的な判断・意見・捉え方などを前面に押し出して
相手に誤解されないように伝える。
これが大事だと思います。
もしよかったら今日1日は
「事実言葉」として断言するんじゃなくて
「意見言葉」としてヨコの関係で相手に伝える
その気持ちと伝え方を通して相手を勇気づける
ということを意識して過ごしてみてくださいませ。