振り返り手法のご紹介

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こんにちは、あきなりです。

ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、僕は以前

東京学芸大学女子ラクロス部のメンタルコーチをさせていただいていました。

彼女たちは練習や試合後、または企画したイベント後など
「反省(振り返り)」を都度おこなっています。
同じようにコーチングでも最初の数分使って「2週間の振り返り」をするのですが
どうやったら、もっと意義あるものになるのか?
そもそも、意義ある振り返りってどんなものなのか?

そう思って調べてみたら、いくつか説明として面白いものがあったので

今日はその中から2つご紹介させていただきます。

 

1.KPT(ケプト)

Keep
Problem
Try
の頭文字を取った手法。

K:続けることと
P:問題なので、止めることと
T:今後、試してみたいこと

を明確に分けて、みんなでシェアする方法です。

ソリューションフォーカスの

Do more:うまくいってる時はそれを続ける
Do something different:うまくいかなかった時は違うやり方をやる

に近いかもしれませんね。

 

2.YWTM(ワイダブリューティーエム)

Y:やったこと
W:わかったこと
T:つぎにやること
M:そのメリットは?

日本能率協会コンサルティングさんが
PDCAサイクルに対抗する概念として作り出した手法だそうです。
日本語と英語の混ざり方が少し気になりますが

何はともあれやってみて(Y)
やったから分かったことをとりまとめ(W)
次にやることを考えて(T)
そのメリットを共有する(M)

そして次回振り返る時は

前回企画したもの(T)が、
今回のやってみたこと(Y)に

なるわけです。とてもパワフルな手法ですね。

 

コーチングで言うところの

「ベイビーステップ」
「スモールステップ」
「宿題」

からの

『やってみてどうだった?』

からの

『じゃ、今後どうする?』
『それやったらどうなる?』

からの

『いいね!やってみよう!』

を回す感じでしょうか?

 

振り返り一つとっても色々な手法がありますね。

大切なのは振り返りを行うことで、しっかり経験を未来へのリソースに変えることです。

どの手法でもよいので、自分にあった振り返りを試してみてくださいね。

では、また!