『信頼』がなければ話も聞いてもらえない

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今日は前回ブログでお伝えした『関係性を構築するための7ステップ』の中からステップ2を抜粋してお伝えします。その前にステップの全容を改めてご紹介します。

 

【関係性を構築するための7ステップ】

 

・ステップ6 本気トーク

・ステップ5 「苦手」そうな部分で、伸びて欲しいところを伸ばす

・ステップ4 成長するための小さな改善を促す

・ステップ3 すでにできているところをしっかり見つけてOKを出す

・ステップ2 相手との信頼関係を構築する(あなたの自己開示)(相手の自分軸に気づく)

・ステップ1 あなた自身の覚悟+自分軸

・ステップ0 あなた自身の心身を整える

 

当たり前と言われたらそれまでですが、ステップ2では『信頼関係を構築する』というフェーズの重要性を示しています。
教育、育成、成長…その対象者と関わる時に『信頼関係』が無かったら、何言っても何見せても何やっても受け取ってもらえないですもんね。

 

これは逆に考えてみるととても分かりやすいことで、あなたにとって信頼できなかったり、そもそも嫌いだったり、相容れられなかったりする相手を思い出してみて下さい。
もしその人から、こう言われたらどう思いますか?

 

 

「きみ、ココがいいよね」
「いいね。そして、ココをこうしたほうがもっといいと思う」
「あなたには、もっとこうなってほしいから、こういうことにも取り組んでほしい」

 

そう言われて「はい!よろこんで!!」となりますか?

 

ほとんどの場合が「うるさい!」と反抗したくなるか、「分かりました」と言って受け入れないか、「…はい」って不満顔を出してしまうのではないでしょうか?

 

今度は代わりに、とっても信頼できたり、大好きだったり心から尊敬できる人を思い出してみて下さい。身近な人でも有名人でも、歴史上の人でもどんな人でもOKです。
その人がさっきと同じフレーズを言ってくれたとしたら…?

 

「きみ、ココがいいよね」
「いいね。そして、ココをこうしたほうがもっといいと思う」
「あなたには、もっとこうなってほしいから、こういうことにも取り組んでほしい」

 

さっきより格段に受け入れやすくないですか?それこそ「はい!よろこんで!!」に
「ありがとうございます!」をつけたくなるくらい、受け取りやすくないですか?

 

 

ですからまずは、信頼関係を構築しましょうというお話です。
ちなみに信頼関係は「有り無し」ではなくて、これも度合い(スケーリング)だと思います。
10点満点で何点ぐらい信頼されていそうか、1点あげるとしたら何が出来るだろうか。そう捉えて行くことが大切だと思います。

 

では具体的に『信頼関係とはどう構築するのか?』ですが、ここで重要になってくるのが

『自己開示』と『相手の自分軸』です。次回のブログでは、この2つについて詳しく書いていきますね。