信頼関係構築における2つの重要なポイント

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前回ブログの続きです。
『7つの関係ステップ』のうち、ステップ2『相手との信頼関係を構築する』方法として
自己開示と相手の自分軸に気づくことが大切だよとお話ししました。今回はこの2つのポイントを詳しく解説していきます。その前に、おさらいも兼ねてステップの全容を改めてご紹介します。

 

【関係性を構築するための7ステップ】

・ステップ6 本気トーク

・ステップ5 「苦手」そうな部分で、伸びて欲しいところを伸ばす

・ステップ4 成長するための小さな改善を促す

・ステップ3 すでにできているところをしっかり見つけてOKを出す

・ステップ2 相手との信頼関係を構築する(あなたの自己開示)(相手の自分軸に気づく)

・ステップ1 あなた自身の覚悟+自分軸

・ステップ0 あなた自身の心身を整える

自己開示と相手の自分軸に気付くことが、関係性構築のポイントとお伝えしましたが、いきなり自己開示をしたり、相手の自分軸を聞き出したりすると、ますます距離が出来てしまいます。まずは日々の挨拶だったり、声掛けだったり、雑談だったりなどの、仕事以外の話でコミュニケーションを取ることからスタートしてくださいね。

 

日々の仕事以外でのコミュニケーションを通して、もし強固な『信頼関係』が構築できたら、極端な話ですが『自己開示』や『相手の自分軸に気づく』という行動は以降のステップ中に織り交ぜてもいいぐらいです。

 

僕はコーチングという、相手の成長プロセスをサポートするお仕事をしているわけですが、
独立前のスクールに通っている頃に、100人コーチングという課題が出されました。簡単に説明すると、スクール生以外の100人にコーチングを実施しフィードバックシートを100枚もらうという課題です。

 

その100人コーチングを実施して20人目ぐらいの時に、と初対面の方へコーチングセッションを
したあと、フィードバックシートを頂戴したあと話をしていたら

 

「いきなりコーチングセッションじゃなくて、もうちょっとお互いのことを知ってからセッションを始めてもらえたらもっと良かった」

 

と口頭で言われました。
考えてみればその通りで、初対面の人に雑談もそこそこに「自分は何者か」もほとんど語らず、いきなり課題を聞かれたり、夢を話してと言われたり、深い悩みを開示させられたりしたらイヤですよね(苦笑)

 

とはいえ自己開示や自分の話をするのが、当時の僕はすごく苦手な上に不要だと思っていたので100人コーチングの20人目くらいで教えていただけて本当に良かったなぁと、今は思います。
なぜ自己開示が苦手だったかというと、

 

「自分の話をする時間がもったいない」

「いきなり暑苦しい話されても、引いてしまうのではないか」

「そもそも、何を話せばいいか分からない」

「自分のことになんか興味ないんじゃないか」

 

という考えがあったからなんです。けれどこれは僕のただの思い込みで、別にすごく長い時間を取るわけではないし、暑苦しくなくさらっと自己開示することもできるし、壮大なストーリーを語るのではなく、僕の「人となり」が分かる情報を出すだけでいいんだと考えました。

 

その後のコーチングのプロセスがうまくいくのであれば、自分の話もしようと思い改め、以降は100人コーチングの中で自己開示をするようにしました。

ですから、関わる相手ともっと信頼関係を強くしたいと思ったら、一緒にランチに行ったのに
無言でお互いにスマホを触っていたり、くだらない話をしている場合ではない訳です。
例えば相手の好きなことや趣味、出身地や休日の過ごし方、普段夕飯どうしてるかという些細な会話の中から、その人が

 

・どんなことを大事にしたいと思っているか

・将来どんなことをしたいのか

・どう関わると良さそうで、どう関わると良くなさそうか

 

など、相手の自分軸に触れていく過程を通して、相手に興味を持ち「もっと知りたいし、もっと伝えたい」そう思うような関りを積み重ねることがとても大切です。

 

あなたは相手の方に、どれだけ自分のことを知ってもらえているでしょうか?
また、どれだけ相手のことを知っていると胸を張って言えるでしょうか?

 

相手との信頼関係を築くために、「自己開示」と「相手の自分軸に気付く」というプロセスをぜひこの機会に試していただけたら幸いです。