実は4つある!『共同体感覚』の構成要素

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今日はアドラー心理学の『共同体感覚』というものに少し触れて行きたいと思います。
以前、僕が参画している組織のメンバー3人と企業研修を行った時の話ですが、なんだかこのチームが最高に心地良かったんですよね。

 

自分そのもので居られ、お互いに信頼し合あえ、自分の居場所があって、役に立つことができる。
という感覚がとても高かったのです。どこに属していても、こういう感覚が得られたら本当に素晴らしいことですよね。

 

僕にとってはその場やチームが『アドラー心理学』で言うところの
”共同体感覚”が最高に感じらた→幸せを最高に感じられた瞬間でした。

 

”共同体感覚”を初めて聞いた方へちょっと説明をさせていただきます。
とあるコミュニティに属している時に、人や社会と「繋がっている」という感覚を得て、それに幸せを感じることを共同体感覚といいます。

 

そして”共同体感覚”を構成する要素は主に次の3つであると言われています。

・自己受容
・他者信頼
・貢献感

 

ですが、僕はこの3つの言い回しが言いにくいのと、構成要素は4つあると考える方がしっくりくるんですね。その4つとは

 

・自己受容感
・他者信頼感
・所属感
・貢献感

です。以前、ブログで『自己受容は自分が好きってことではなくて、そのままの自分でOKと思えること』という話をしましたが、もうちょっとゆるく『そのままの自分でOK』と思える”感じ”という意図で
【自己受容感】と書いたほうが個人的にはしっくりするような気がします。

 

なので最近の僕の表現だと…

 

【自己受容感】
⇒その共同体(コミュニティ)においてそのままの自分で居られる感じ・度合い

 

【他者信頼感】
⇒その共同体(コミュニティ)においてまわりのメンバーに任せる・頼っても良いと思える感じ・度合い

 

【所属感】
⇒その共同体(コミュニティ)において、ココにいていいんだと思える感じ・度合い

【貢献感】
⇒その共同体(コミュニティ)においてまわりのメンバーに役立つことができると思える感じ・度合い

こうなります。

 

なので冒頭で紹介した研修3人チームは
僕自身が

 

自分そのもので居られ、
(自己受容感)

お互いを信頼し合あえ、
(他者信頼感)
自分の居場所があって、
(所属感)

 

役に立つことができる
(貢献感)

を感じられた度合いが高かった研修であったなということです。このように僕は”共同体感覚”は4つで構成される
と考えたほうがしっくりくる…というかその方がよさそうだと思います。
最近やっと共同体感覚がしっくりしはじめてきましたので、この内容については、次回さらに解説+持論を語らさせていただければと思います。