シリーズで続けております『3の法則』の中でご紹介した、『1万時間の法則』の根拠について、友人から下記メッセージが届きましたのでシェアします。
—
あきなりさん こんにちは、Uです。
1万時間の法則の根拠について、情報のご提供です。
例の20時間で習得できる、の本の著者がTEDの講演で紹介しています。
「1万時間の法則」は、プロレベルの成績の調査に由来するものです。
フロリダ州立大学のK.アンダース・エリクソン博士という方がいます。
彼が1万時間の法則の考案者です。
この法則は、プロのスポーツ選手、世界的な音楽家、チェスの名人など、
超競争の激しい分野の、超成績の良い人ばかりを調査して導かれたものです。
博士は、これらの分野でトップに達するために、どのくらいの時間がかかるのかを調べました。
わかったことは、練習がより計画的であればあるほど、
何の分野であれ得意分野の練習に時間をかければかけるほど、
ますます上達する、ということでした。
そしてこれらの分野の頂点に立つ人々は、練習におよそ1万時間を費やしているというのです。
出典
http://logmi.jp/12933?pg=1
なぜ、1万時間の法則が全てに当てはまるかのように誤解されるように
なったかについては、あきなりさんが紹介しているあの本が元になっているとのこと。
そして、3週間で習慣化、というのは脳科学的に云々といわれているけど、どうなんでしょうね。
オールアバウトに、こんな記事がありました。
新習慣が身に付く
「21日ルール」って本当?
https://news.allabout.co.jp/articles/d/51196/
—–
Uさん情報提供ホントにありがとうございます!
「どうなんでしょうね?」
まさにこの感覚が僕らには本当に大事だなぁと思うんです。
ネットで情報をみたら鵜呑みにするのではなく
一度自分で考えるこの習慣をつけたいなぁと思います。
ということで「3の法則」、コレについて引き続き自論を展開させていただきます。
3日、3週間、3か月、3年…
学習したり習得したりするときによく聞くのが
「3の法則」
これについては
もっと早く短い時間でやれるようになる、という観点と
もっと長くやり続けることでその道が拓かれる、という観点。
僕はどちらもあると考えています。
例えば
松下幸之助氏の
「石の上にも三年という。しかし、三年を一年で習得する努力を怠ってはならない」
という言葉。
スゴい時間かかるよと思われていることについて、もっと短い時間でできないかなぁと
思いを巡らし試してみること。
そしてイチローの
「小さいことを積み重ねることがとんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」
という言葉。
3年というレベルじゃなく、ただただひたすらに続けるパワフルさ、積み重ねる大切さ。
少しずつでも進んでいるという自分に対する感覚やそれを感じること。
例えばコーチングというコミュニケーションにおける「在り方」と「スキル」は
20時間である程度のレベルまでできるようになるためにはどうしたらいいか。
そして、一生勉強だとして次のレベルに進みさらに高みを目指すには
どう続けまず何をやるといいか両方の観点があると思っています。
なので現時点での僕の結論は
*****
3日3週間3か月3年…
「3の法則」は
そうとも言えるし、そうとも言えない
*****
となります(笑)
こんな曖昧な感じですが、これからも「3の法則」は使う時もあれば使わない時もあると思います。
使うか、使わないか?という二元論的というよりは
使用を選択する際の、明確な指針がある感じです。
その指針についてはまた次回お届けします。