コツを伝える、という信念

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研修やセミナーの中で、僕が意識しているベースとなる想い・考え方は、大きく
分類すると
 
◇場を用意する
◇コツを伝える
 
上記2つになります。本日は「コツを伝える」についてお伝えします。
何かしらのスキルを習得、または活用する時の「コツ」って、本来はとても簡単なことで、みなさんも知りさえすれば出来てしまうようなものです。僕が主に研修で取り扱う
 
メンタルコーチングも、コミュニケーションスキルも
モチベーションアップも、チームビルディングも
カウンセリングなどの技法も
 
 
ここ100年で体系立ててきたものだと思っています。
それらは100年以上前には存在していなかったかというと、そんなことはありません。
 
応援しあったり
色々とやり取りしたり
組織を1つにしたり
やる気を引き出したり
ツラい状況を支援したり
 
そういう相互支援がなければ、ここまで人類は続いてこなかったのではないか…。
そんな風に考えています。
 
昨今の生きる環境が、複雑で難しくてつらい、と思う方もいるかもしれませんが
そう思えばそうかもしれないし、昔のほうが環境・制約・技術・精神的に大変だった
時代があったわけです。
 
ですので今まで(100年以上前)は、無意識的だったり、そういうことに長けている
リーダーやみんなが試行錯誤しながら生きてきたのだと思っています。
 
なので、僕がお伝えしていることは、「誰でもできる」「コツさえ分かれば明日からやれる」
という信念に則っています。
ですから、セミナーや研修にご参加いただく方々に、「本当に必要なことのコツをお伝えする」
という意図で接させていただきます。
 
だからこそ
「僕は知っている有能な人」
「あなたは知らない能力のない人」
 
というポジションではなく、ちょっとしたコツを
 
どうお伝えして
どう体験してもらって
どう学んでもらって
どう身につけてもらって
どう明日から活かしてもらうか
 
という部分に注力したいし、変な言い方ですが、そこにしか注力ポイントはないとも思っています。
そのためにも
・参加される方々の状態
・研修後どうなってほしいか
・何をどう伝えると翌日以降の職場で行動が変わるのか
 
それをイメージしきるために、参加者の事前情報を収集することと、未来の姿の共有や、お伝えする内容をその方々に合わせカスタマイズすることが肝だと感じています。
 
具体的なことは読み手である皆さんが、読後に想像してくれるだろうと期待して、今回は終始あえて具体例を書かず、あいまいに書いてみました。ぜひちょっとだけご自身の経験に置き換えて考えてみてくださいね。