前回からの続きです。
目標をSMARTに…
「誰が見聞きしても『確かに達成できたね』と分かる目標」
言い換えると、複数人が聞いたとしてその目標が達成されたイメージが同じになる。
そういう目標を立てたあとは、それを達成するためのアクションをどう決めて行くのか?
について解説していきたいと思います。
簡単に言うと、目標に向かうアクションは
小さく小さく小さく
設定しましょう、ということです。
そもそもですが…目標自体をアクションと思う人もいるわけです。
前回の例でいうと
A
3年前に買ったこのスーツが着られるように
半年間で6kg3か月で3kg落とす!
B
まずは課を横断した課長ミーティングを
2週間に1回主催する。
半年後にはそのミーティングで職場改善施策を3つ出す。
C
1年後、海外旅行に行った時に現地のバーに彼女を連れていって
バーテンダーさんと楽しく自然な会話ができるようになる!
そのためにこの本に書かれてる単語を1日5個ずつ覚えるのと
3か月後からは週1回、Zoomで英会話を勉強する。
–
これらは目標であって、アクションではありません。
アクションはSMALLに。
どれくらい小さくしたいかというと…
今日明日で取り組める、ホントにホントに具体的なアクションにしたいわけです。
イメージとしては
「そのためにどうするか?」
を、5回ぐらい問うてみる感じです。
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A
3年前に買ったこのスーツが着られるように
半年間で6kg3か月で3kg落とす!
—–
Aにおいて、今日明日できそうなレベルのアクションはどんなものか?
例えば…
・明日のお昼からお昼ご飯のライスをおかわりしない
・1人で移動するときは駅のエスカレーターは使わず階段で移動
・ジョギングを始めるためにこの帰りにシューズを買う
アクションは「例えば」でいくつもいくつも出して、その中から1つを選ぶという
《発散と収束》をさせるのもいいと思います。そして
やりたいしやれそうな
取っつきやすいものから、やりましょう。
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何かをやりたい
何かを変えたい
何かを成し遂げたいのなら
やり始めることが肝心。
カール・ヒルティ
「幸福論」より
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